鮮やかなノーバウンド投球でスタンドをどっと沸かせた。

　５月23日、東京ドームで開催された読売ジャイアンツ対ヤクルトスワローズの一戦。試合前の始球式に登場したのは、2021年東京五輪のスケートボード・女子ストリートで銅メダルを獲得した中山楓奈だ。昨年のパリ五輪でも７位入賞を果たした19歳は、緊張の面持ちで巨人のユニホームを着込んでマウンドへ。かなり山なりのボールながら、構えるキャッチャーのミットにしっかりダイレクトでボールを収めた。
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　大役を全うした中山は「ノーバウンドで届かせることができて、すごくホッとしています。100満点ですね」と笑みを浮かべ、５万大観衆の前でのピッチングに「これだけすごい観客のみなさんがいて、そのど真ん中で投げるなんて絶対にない。目に焼き付けようといろいろと見ていました。いま、すごい足が震えています」と興奮さめやらない様子だった。
  　見事なファーストピッチを目撃したファンからはSNSに賛辞が続出。「ナイスピッチング」「大人っぽくなったね」「投球ノーバンで届いて凄いじゃん！」「解説の原（辰徳）さんも嬉しそうだったね」「プロ技ゴールド！！」「100点満点にふさわしい一投でした！」「さすが運動神経いいね！」など、さまざまな声が寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部
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