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「本当に、本当に強烈な当たりだった」カブス指揮官が鈴木誠也の打撃能力に驚嘆! 14号決勝3ランの打席に「ファウルボールの時も良いスイングをしていた」

THE DIGEST編集部

2025.05.26

14号3ランを放った鈴木。直近5試合で3本塁打と絶好調だ。(C) Getty Images

14号3ランを放った鈴木。直近5試合で3本塁打と絶好調だ。(C) Getty Images

 30歳の日本人スラッガーが絶好調だ。

 現地5月25日、シカゴ・カブスの鈴木誠也は、敵地シンシナティ・レッズ戦に「3番・DH」で先発出場し、8回に2試合ぶりの決勝14号3ランを放つなど、4打数3安打3打点、2得点、1四球の内容でチーム勝利に貢献。今季の打撃成績が打率.273、14本塁打、49打点、OPS.906となり、打点でメジャー単独トップに浮上している。

【動画】MLB単独トップに躍り出る49打点! 鈴木誠也が決勝3ランを放つ
トアメリカン・ボールパークをどよめかせたのは、8回無死一、二塁の第5打席だ。ここで5番手ルイス・メイと対峙すると、カウント3-1から5球目に投じられた内角高めのシンカーを強振。打球速度116.2マイル(約187.0キロ)、飛距離399フィート(約122メートル)、角度22度を計測する弾丸ライナーが左翼席に突き刺さった。

 試合後、カブスを率いるクレイグ・カウンセル監督は、直近5試合で3本塁打10打点と調子が上がってきた鈴木の活躍ぶりを絶賛。地元放送局『Marquee Sports Network』が取材映像を公開しており、その中で指揮官は、「ずっと質の高いコンタクトを続けている。本当に、本当に強烈な当たりだった」と決勝3ランを振り返っている。

 また、「ファウルボールの時も良いスイングをしていた。相手はシンカーを得意とする投手だ。三塁線の後ろにファウルが上がったのを見て、『前で打球を捉えているな』と思った」などと、鈴木の第5打席を細かく分析。「それからカウントを有利に進めると、甘いコースの球を捉えた」と続け、打席でのアジャスト能力を高く評価していた。

 バットの勢いが止まらない鈴木。カウンセル監督も絶賛するその打棒がカブスをどこまで押し上げていくのか、今後のパフォーマンスも楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

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