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CY賞候補の山本由伸、好調を維持できる“独自理論”とは――「あまり前回のピッチングを…」

THE DIGEST編集部

2025.05.28

メンタル面でのルーティンを明かした山本。(C)Getty Images

メンタル面でのルーティンを明かした山本。(C)Getty Images

 現地5月26日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸がクリーブランド・ガーディアンズ戦に先発し、6回2失点の好投で再びチームを救った。前回登板ではチームの連敗を4で止め、この日は2連敗中だったチームに勝利をもたらした。

 試合後に地元局『SpotsNet LA』の取材に応えた日本人右腕は、安定した活躍を残すためのメンタル管理について語った。

【動画】“リセット法”が奏功?先頭打者クワンを空振りで3球三振と上々のスタート!
 前回のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で渡米後最多となる110球の力投を見せた。そこから今回の試合を迎えるにあたっての調整方法を問われると、「毎週毎週気持ちを切り替えて、あまり前回のピッチングを持ち込まない意識でやっている。新しい試合に挑むことで、また新たな気持ちでマウンドに上がった」と、メンタル面の秘訣を明かした。

 今回の勝利で今季6勝目(3敗)。防御率1.97、64回を投げて75奪三振、WHIPは驚異の0.91、ERA+は圧巻の211と、“リーグ最強クラス”のスタッツを叩き出している山本は、先発陣に故障者が相次ぐなか、特筆の活躍でチームに活力をもたらしている。6勝目を挙げた試合後には指揮官から「間違いなく“我々のエース”だ」との称賛の声が挙がったほどだ。

 右肩の故障で約3か月離脱したルーキーシーズンを経て、2年目にはサイ・ヤング賞候補に名前が挙がるほどの活躍。その根底には、独自の“リセット法”の効果もあるのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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