現地５月27日に敵地で開催されたクリーブランド・ガーディアンズ戦に「１番・DH」でスタメン出場した大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）は、４回に３戦連発となる20号２ランを放った。

【動画】「これぞ“オオタニ ワールド”だ！」大谷の20号２ラン

　第１打席は三振、続く打席は申告敬遠となった大谷。４回２死一塁の場面で迎えた第３打席は、相手先発タナー・バイビーの初球を鋭く捉え、左翼スタンドに叩き込んだ。打球速度104.5マイル（約168.1キロ）、飛距離110.3メートルを記録した。

　年間58.9本ペースでMLBトップを独走する背番号17。18本塁打をマークし２位のアーロン・ジャッジ（ニューヨーク・ヤンキース）、カイル・シュワーバー（フィラデルフィア・フィリーズ）との差を２本に広げた。
  　連日のように快音を響かせる大谷に米メディアも興奮気味だ。『The Athletic』は、「これぞ“オオタニ ワールド”だ！我々がその中に生きているだけだ」と絶叫。さらに米データ会社『Codify』は、「今シーズン投げられなくても、ショウヘイ・オオタニがまたMVPだ」と凄まじい活躍を称えた。

　ファンだけでなく、現地メディアや関係者をも魅了する稀代の俊英。そんな彼のパフォーマンスから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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