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MLB

カブスの新星PCAは「今すぐの契約は避けるべき」と米敏腕記者が助言「“超大物”になるかもしれない。もし自分が彼の立場なら、今は待つね」

THE DIGEST編集部

2025.05.30

今季、一躍スターとなったカブスのピート・クロウ=アームストロング。(C)Getty Images

今季、一躍スターとなったカブスのピート・クロウ=アームストロング。(C)Getty Images

 シカゴ・カブスは“PCA”ことピート・クロウ=アームストロングとの契約延長に関心を示していると報じられているが、米メディア『The Athletic』の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏は「今すぐの契約は避けるべき」とPCAに対して助言を行なった。
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 同メディアによると、カブスはPCAとのシーズン中の契約延長に前向きだという。カブスとPCAの両者は、今年3月に東京ドームで行なわれた「MLB東京シリーズ」のロサンゼルス・ドジャース戦前に延長交渉を行なったが、話し合いは一時保留となっていた。

 その後、PCAは急成長を遂げ、ここまで今季56試合に出場。打率.275、15本塁打、50打点、16盗塁、OPS.866(出塁率.303、長打率.563)の好成績をマークし、驚異の“43本塁打ー46盗塁”のペースで快進撃を続ける同外野手の市場価値は上がり続けている。

 そんな中、ローゼンタール氏は、MLB専門ポッドキャスト番組『Foul Territory』で「もし私がPCAなら、今は何も契約しない」とコメント。「自分がエリート選手としての地位を確立している最中だからだ」と述べ、契約延長に慎重な姿勢を示した。
 
 さらに同氏は、契約延長においては投手に比べて野手の方がケガのリスクが少ないと説明。続けて、「要するに、PCAは今まさに上昇中の選手であり、自分を信じているはず。これがまぐれではなく、自分の価値は今後ますます上がっていくと考えているはずだ」と語り、以下のように指摘した。

「将来的に契約延長に応じる可能性はあるだろう。しかし現時点で、FAの数年を手放してまでサインしたくなるようなオファーを、カブスが提示できるとは思えない。今まさにスターになりつつあり、もしかすると“超大物”になるかもしれない。もし自分が彼の立場なら、今は待つね」

 また米スポーツ局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は、クロウ=アームストロングの契約延長について「少なくとも1億ドル(約143億円)。彼がこのまま好調を続ければ総額は簡単に2億ドル(約286億円)を超える」と予想している。PCAはこの勢いをどこまで持続できるのか、今後のパフォーマンスに注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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