スーパースター同士がいきなり競演だ。

　現地５月30日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でニューヨーク・ヤンキースと対戦。ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジが先制となる19号ソロホームランを放つと、その裏に大谷翔平がお返しとばかりに21号同点ソロ弾をぶち込んだ。

　初回、まずは２番のジャッジがドジャース先発トニー・ゴンソリンの低めストレートをフルスイング。飛距離446フィート（約135.9メートル）という特大弾がバックスクリーンに飛び込んだ。強烈な先制弾にドジャー・スタジアムは騒然とした。

　だがその裏、ドジャースのスーパースターがやり返した。１番・指名打者でスタメン出場した大谷が真ん中高めの初球シンカーを振り抜くと左中間スタンドへ。打球速度105.5マイル（約169.8キロ）、飛距離417フィート（約127.1メートル）を計測し、ドジャースが即座に追い付いた。

　昨年の両リーグMVPプレーヤーのド派手なアーチ合戦にドジャー・スタジアムは大歓喜。逆にジャッジは呆然と驚いたような表情を見せていた。
  　大谷に援護弾をもらったゴンソリンだったが、２回にヤンキースのオースティン・ウェルズに９号ソロを被弾。さらに１アウトから四球を与えたあと、トレント・グリシャム に13号２ランを浴び、早くも序盤で４失点。試合は３回表、ヤンキースの攻撃中だ。

構成●THE DIGEST編集部

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