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「完全な悪夢」「絶対に忘れたい夜」ヤンキース、18失点の惨劇…NYメディア悲鳴!ジャッジ2発も「意味がない」

THE DIGEST編集部

2025.06.01

マンシー(右)が2本の3ランを放つなど7打点の活躍をみせた。(C) Getty Images

 現地5月31日(日本時間1日)、ロサンゼルスで行なわれたドジャースとの一戦。米メディア『New York Post』は、ニューヨーク・ヤンキースが18-2の大敗を喫したこの試合を、「悪夢」「絶望的」「屈辱」といった強い言葉で綴っている。

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「ヤンキースのワールドシリーズ"再戦"は、完全な悪夢と化している」と書き出した同紙のトーマス・ガンバ=エリス記者は「開始2イニングで10失点。何が起きているのか分からなかった」と混乱した様子をみせた。

 ヤンキース先発のウィル・ウォーレンはわずか1回1/3で7失点と炎上。「絶対に忘れたい夜」と、同紙は彼の投球を酷評。さらにリリーフ陣も崩壊し、「最初の4投手のうち、唯一無失点だったのはイアン・ハミルトンだけだった」と、救援陣の不甲斐なさも容赦なく伝えた。

 試合が14-1となった5回、ドジャースのマックス・マンシーがこの日2本目となる3ランを放つと、『New York Post』のグレッグ・ジョイス記者は「ドジャー・スタジアムのオルガニストが"マンデー・ナイト・フットボール"のテーマを奏で始めた」と皮肉を込めた描写を加えている。

 21本の被安打、5本の被本塁打、計18失点。ヤンキースにとってこの試合は「シリーズ8連続勝ち越しストップ」という記録上の損失だけではない。「試合終盤には、ユーティリティー選手のパブロ・レイエスがマウンドに上がる羽目になった」と同紙は嘆く。

 唯一の明るい話題は、アーロン・ジャッジの2発のソロアーチ。だが『New York Post』はそれですら、「21号に到達しても、援護がゼロでは意味がない」と記し、主砲の孤軍奮闘ぶりに一層の哀愁をにじませていた。

「これは惨劇だった。しかも、日曜にはまだ第3戦が残っている」。ヤンキース地元メディアは、そう記事を締めくくっている。

構成●THE DIGEST編集部
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