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“大谷翔平二世”カグリオーンがついにメジャー昇格! “パワー不足”ロイヤルズを救えるか?地元紙は慎重な見解「救世主と見なすのは時期尚早だ」

THE DIGEST編集部

2025.06.02

ロイヤルズのカグリオーン。メジャーでどんな活躍を見せてくれるのか。(C)Getty Images

ロイヤルズのカグリオーン。メジャーでどんな活躍を見せてくれるのか。(C)Getty Images

 カンザスシティ・ロイヤルズはトッププロスペクトであるジャック・カグリオーン内野手をメジャー昇格させると現地6月1日(日本時間2日)までにMLB公式サイトや複数の米メディアが報じた。

 現在22歳のカグリオーンは今季マイナーリーグで絶好調。ここまで50試合に出場し、打率.322、OPS.982(出塁率.389、長打率.593)本塁打15本、打点56という好成績を残した。

 そんな有望株についてMLB公式のアン・ロジャース記者は「トッププロスペクトのカグリオーンの昇格は時間の問題だった」と記述。続けて、次のように分析している。

「彼にとって『ボールの見極め』は懸念材料の一つだったが、最近では大きな改善が見られる。それ以上に、今のロイヤルズには彼の『パワー』が必要だ。今季のチーム平均得点は1試合あたりわずか3.3点。中軸に彼が加わり、二塁打や本塁打を量産してくれれば、大きな助けとなるだろう」

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 さらに守備では一塁と外野をこなすことができるカグリオーンについて「ロイヤルズは一塁に選手が飽和している一方で、外野手層に課題を抱えている。(彼はマイナーでの実績のなかで)『習得中の選手としては前向きな評価』が報告されている」と期待を寄せた。

 一方で米カンザスシティの地元紙『Kansas City Star』は「ロイヤルズの救世主と見なすのは時期尚早だ」と綴り、冷静な見方を示している。同紙は以下のように打撃面での課題について言及した。

「カグリオーンは序盤から苦戦を強いられるだろう。特に左投手に対して、変化球に対応できるかどうかが問われるだろう」

 この22歳の内野手は24年MLBドラフトでロイヤルズに全体6位で指名された逸材。米フロリダ大学時代に長身から繰り出す規格外のパワーと投打二刀流の“大谷翔平二世”として大学球界を席巻した。メジャーでどこまでその打撃力が通用するか注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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