約1か月の故障離脱から復帰したロサンゼルス・エンジェルスのマイク・トラウトが好調だ。
現地5月30日からのクリーブランド・ガーディアンズとの3連戦で復帰すると、初戦の2打席目に左前打。2戦目には4打数3安打、1打点と打棒が爆発。先発から外れた3戦目は7回の2死、一、三塁の場面に代打で登場。期待に応える中前適時打と、いずれの試合でも安打を放っている。
トラウトはガーディアンズ戦の初戦は「5番・DH」で出場し、2戦目は「6番・DH」で出場。3戦目は代打による1打席だけの出場で、守備にはつかなかった。
故障明けの主砲を慮った対応に、米メディア『FanSided』のクリストファー・クライン記者は、「エンジェルスがトラウトを守るのに、10年かかった」と指摘。「今後も極めて慎重に扱われるだろう」と伝えた。
「MVP3回、オールスター11回出場。誰もが認める球界屈指の名選手を阻んできたのは、怪我だった。過去5シーズンで100試合以上の出場は1年だけ。近年はさまざまな怪我に悩まされ、このスーパースターの直近5年は球界全体の損失だった」
【動画】トラウトが放った強烈な二塁打!
故障を繰り返すトラウトは、左膝を痛めて今年も負傷者リスト入り。「エンジェルスは復帰したトラウトを緩衝材で包み、162試合という長丁場を見越して対応策を講じるようにした。復帰後の2試合に先発し、3戦目は代打の1打席だけ。(現地)6月2日から始まるボストン・レッドソックスとの3連戦の初戦は、予定通り休養日となる」と報道。守備につかないDHでの起用、代打での起用、そして休養日の新設と、エンジェルスはトラウトのコンディションを気にかけている。
「怪我明けのトラウトの打撃は好調だ。最高の打者が、最高のコンディションを保つ。守備負担がかからないDHでの起用は明らかに新たなステップと言えるだろう。トラウトが健康を維持し、期待に応える活躍をみせるものなら、エンジェルスの成績はゆっくりと回復していくはずだ」
復帰後は10打数5安打、打率.500、2打点と大活躍。26勝32敗(現地6月1日時点)でア・リーグ西地区の4位につけているがエンジェルスがトラウトの活躍で、1位のシアトル・マリナーズ(32勝26敗)、2位のヒューストン・アストロズ(32勝27敗)、3位のテキサス・レンジャーズ(29勝31敗)にどこまで迫れるのか。エンジェルスのスーパースターから目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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現地5月30日からのクリーブランド・ガーディアンズとの3連戦で復帰すると、初戦の2打席目に左前打。2戦目には4打数3安打、1打点と打棒が爆発。先発から外れた3戦目は7回の2死、一、三塁の場面に代打で登場。期待に応える中前適時打と、いずれの試合でも安打を放っている。
トラウトはガーディアンズ戦の初戦は「5番・DH」で出場し、2戦目は「6番・DH」で出場。3戦目は代打による1打席だけの出場で、守備にはつかなかった。
故障明けの主砲を慮った対応に、米メディア『FanSided』のクリストファー・クライン記者は、「エンジェルスがトラウトを守るのに、10年かかった」と指摘。「今後も極めて慎重に扱われるだろう」と伝えた。
「MVP3回、オールスター11回出場。誰もが認める球界屈指の名選手を阻んできたのは、怪我だった。過去5シーズンで100試合以上の出場は1年だけ。近年はさまざまな怪我に悩まされ、このスーパースターの直近5年は球界全体の損失だった」
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故障を繰り返すトラウトは、左膝を痛めて今年も負傷者リスト入り。「エンジェルスは復帰したトラウトを緩衝材で包み、162試合という長丁場を見越して対応策を講じるようにした。復帰後の2試合に先発し、3戦目は代打の1打席だけ。(現地)6月2日から始まるボストン・レッドソックスとの3連戦の初戦は、予定通り休養日となる」と報道。守備につかないDHでの起用、代打での起用、そして休養日の新設と、エンジェルスはトラウトのコンディションを気にかけている。
「怪我明けのトラウトの打撃は好調だ。最高の打者が、最高のコンディションを保つ。守備負担がかからないDHでの起用は明らかに新たなステップと言えるだろう。トラウトが健康を維持し、期待に応える活躍をみせるものなら、エンジェルスの成績はゆっくりと回復していくはずだ」
復帰後は10打数5安打、打率.500、2打点と大活躍。26勝32敗(現地6月1日時点)でア・リーグ西地区の4位につけているがエンジェルスがトラウトの活躍で、1位のシアトル・マリナーズ(32勝26敗)、2位のヒューストン・アストロズ(32勝27敗)、3位のテキサス・レンジャーズ(29勝31敗)にどこまで迫れるのか。エンジェルスのスーパースターから目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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