ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は現地６月２日のニューヨーク・メッツ戦後、会見に臨み、敗戦投手となったタナー・スコットの課題に言及。現地局『SportsNetLA』などに不安定なブルペンの現状について語った。

【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり！ 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻＆パートナー”を一挙紹介！ 　延長10回のマウンドを託されたスコットだったが、先頭打者のフランシスコ・アルバレス、続くフランシスコ・リンドーアに適時打を献上し、いきなり２点を献上。この場面についてロバーツ監督からは「（ボールが）真ん中に入ってしまった。単に打者に対して不適切な位置に投げてしまっている。球質自体は良い」と制球難を指摘された。

　今季、ドジャースの守護神として４年7200万ドル（約103億円）の契約で入団したスコットだったが、現在０勝２敗で防御率4.73、５回のセーブ失敗と今のところ球団の期待に応える活躍はできていない。

　投手陣は現在15人が負傷者リスト入りしており、救援陣もエバン・フィリップスやマイケル・コーペック、そして今季加入したカービー・イェーツら抑え投手を欠いている状態。そのため、ロバーツ監督は「今は固定のクローザーはいない」と明言した。

　ジャック・ドレイヤーとベン・カスパリウスといった若手の奮闘と言った明るい話題もあるリリーフ陣だが、指揮官は「正直に言って、我々は２人の若手選手に多くを頼っている。ジャックとベンには称賛を送るべきだが、もっと経験豊富な投手たちにも責任がある」と守護神の大役については、ベテラン陣の復調に期待を込めた。

構成●THE DIGEST編集部

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