ドジャースに新たな戦力が加わったようだ。

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　６月４日（現地）、つい最近まで３Ａでプレーしていた外野手がエステウリー・ルイーズがチームに合流したと、ウェブメディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者をはじめ、複数の現地記者が報じた。正式発表はまだだが、２試合続けて先発から外れたトミー・エドマンに代わってメジャーに昇格する可能性が出てきた。

　ドミニカ共和国出身のルイーズは現在26歳。22年７月12日にブルワーズでメジャーデビューを果たすと、直後に４対１の大型トレードでパドレスへ移籍。その年のオフにまた別の大型トレードで今度はアスレティックスへ移った。

　23年はレギュラーに定着すると、自慢のスピードを生かしてアメリカン・リーグのルーキー記録となる67盗塁を決め、見事にタイトルを獲得した。しかし、昨季は左手首や右膝の故障が重なり、出場わずか29試合。今年３月30日に40人ロースターを外され（DFA）て４月２日にトレードでドジャースに加入した。 　ここまで３Ａで47試合に出場して打率.278、３本塁打、OPS.792と、打撃成績は決して飛び抜けた数字ではないものの、28盗塁（失敗３）と走りまくっている。

　メジャーでは外野しか守っていないがプロ入り当時は二塁手で、マイナーでは三塁や遊撃を守ったこともある。

　現在、ドジャースの盗塁数は40で30球団中20位と、決して機動力を武器としているではない。それだけに、ルイーズの快足がチームの攻撃のアクセントになる可能性も十分。23年盗塁王の新天地での奮起に期待したい。

構成●SLUGGER編集部

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