現地6月10日(日本時間11日)、ロサンゼルス・ドジャースのマット・サウアー投手は敵地で行なわれたサンディエゴ・パドレス戦に2番手として登板。2回から6回途中まで、111球を投げ、被安打13、被本塁打1、9失点で降板した。
【動画】“母は日本生まれ”右腕サウアーの被弾の瞬間
この日、ドジャースはブルペンデーを採用し、1番手にルー・トリビノが先発登板し、初回を無失点で乗り切り降板。2番手として母が日本生まれのサウアーがマウンドに立った。
サウアーは2回を無失点に抑える投球を披露したが、続く3回の2死走者なしの場面でパドレスの1番フェルナンド・タティスに四球、次打者ルイス・アラエスに右適時二塁打を浴び、先制点を許すと、さらに2死二塁で3番マニー・マチャドに中安打、次打者ジャクソン・メリルに右適時三塁打と立て続けに打たれ、この回だけで3失点を喫した。
近年、野球界では登板過多や球数制限導入の問題が議論される機会が増えているなか、デーブ・ロバーツ監督の采配に対して、敵軍の地元メディア『East Village Times』のアル・スコット氏は自身のXを更新し、反応。以下のように苦言を呈した。
「もしサウアーが、これで来週あたりに腕を痛めたりして、故障しても正直驚かない。今夜、100球以上も投げるべきではなかった。念のため言っておくと、彼にケガをしてほしいなんて思っているわけじゃない。ただ、過去3週間以上で合計82球しか投げていない投手に111球も投げさせるなんて、常識的に考えても明らかに無謀だったと思う」
ドジャースは1ー11でパドレスに大敗。チーム事情による苦肉の采配だったのか、それとも無理をさせすぎたのか。さまざまな議論を呼びそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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