現地時間６月12日、故障離脱中のロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手について「進展がない」とドジャースの投手コーチを務めるマーク・プライアー氏が語ったことを複数の米メディアが報じた。

　米メディア『Athlon Sports』によると、プライアー氏は「今のところ特に報告できることはありません。彼が自信を持ってボールを投げられるようになることが、まずは大事です」と語り、以下のように現在の状況について明かしたという。
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  「彼はキャッチボール程度の軽い投球はしていますが、それ以上の強度をかけられる状態ではありません。痛みはないものの、十分な強度をかけるにはまだ至っていない」

　佐々木は、同５月13日に「右肩インピンジメント症候群」と診断され、故障者リスト（IL）入り。１か月経った今も、復帰の目処は立っていない。

　そんな佐々木に対して同メディアは「痛みがないのは良いニュースだ」と強調。また「肩の怪我を乗り越え、球速を取り戻すことができれば、インパクトのある投手になる可能性を秘めている」と期待を寄せた。

　メジャー挑戦１年目の今シーズンは思うような結果を残せていない佐々木。怪我を乗り越え、ドジャースの後半戦を支える大きな戦力となることはできるのか。今後の動向に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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