６月14日、ZOZOマリンスタジアムで開催されたセ・パ交流戦、千葉ロッテマリーンズvs東京ヤクルトスワローズの一戦。その始球式（ファーストピッチ）に招待されたのが、大河ドラマや注目映画などに引っ張りだこの人気女優、古川琴音さんだ。
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　来年公開予定の長編アニメ映画「花緑青が明ける日に」で主役を演じ、初めて声優に挑んだ古川さん。ロッテのユニホームにショートパンツを合わせた出で立ちで登場し、背中には映画の愛称である「8769（ハナロク）」と「KOTONE」の文字が刻まれていた。マウンドに上がると四方に頭を上げてしっかりと挨拶。堂々としたワインドアップから投じた一球は...惜しくもバッターの背中を通過するワンバウンド投球となった。

　初体験の始球式を終えて報道陣の取材に応じた28歳は「もうすごい楽しかったです。なんか緊張して頭真っ白になるかなと思ったけれど、観客の皆さんのパワーを逆にいただいて、この空気を楽しみ尽くしたなっていう感じです」を感想。さらに「（始球式は）想像もしてなかったので、今日どう過ごせばいいのか、なんか昨日はすごく緊張してました。いやこんなことがあるんだっていうのが率直な気持ちで、なんか前世にどんな徳を積んだんだろうと思いました」と話して笑いを誘った。
  　そして自己採点は「10点満点中６点」。「絶対届かないよって周りから言われてたので、そこは考えてなかった。でも練習の時にちょっと欲が出てしまって『あ、行けるかな』と思ったんですけどやっぱ難しかったです。本当に自己流。なんか練習の時のほうが実はうまくいって、これはまっすぐノーバウンドで行けるんじゃないかって...。ちょっと自惚れてましたけど、やっぱり本番は甘くなかったですね」と振り返った。

　始球式を見守ったファンからはネット上でさまざまな声が寄せられた。「なんか魅力的なんだよね」「笑顔がとっても可愛くて素敵です」「チャーミング」「不思議な魅力がある女優さん」「意外な人選にびっくり」「始球式出るくらいメジャーになって嬉しい」「美しいフォームだったけど残念だったね」などなど、小さくない話題を呼んでいた。

構成●THE DIGEST編集部
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