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「一歩抜きん出つつある」サイ・ヤング賞争いに米メディア見解「スキーンズと山本の一騎打ちのようにみえていたが…」

THE DIGEST編集部

2025.06.16

サイ・ヤング賞争いのライバルとみられるスキーンズと山本。現地メディアも注目するふたりだ。(C) Getty Images

サイ・ヤング賞争いのライバルとみられるスキーンズと山本。現地メディアも注目するふたりだ。(C) Getty Images

 早くも今季のサイ・ヤング賞をめぐる議論が熱を帯びている。

 米スポーツメディア『FANSIDED』が6月14日、ナ・リーグサイヤング賞候補についての特集記事を配信した。その中で、ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズを「一歩、抜きん出つつあるのは確か」と評しており、直近の登板内容にも言及している。

【動画】CY賞最有力候補スキーンズの99マイルのツーシーム!
 スキーンズは13日にシカゴ・カブス戦で先発し5回を投げ無失点、勝ち星はつかなかったものの、チームの2対1の勝利に貢献した。同メディアは、「この5回無失点によって、スキーンズの今季成績は15先発で防御率1.78、投球回は96回」と説明。防御率はリーグ2位、イニング数はリーグ最多と強調しながら、「金曜の登板後、サイ・ヤング賞最有力候補となった」と称えている。

 また同メディアがもう1人、トピック内で候補に挙げているのがロサンゼルス・ドジャースの山本由伸だ。「今季の大半において、ナ・リーグのサイ・ヤング賞争いは、ピッツバーグ・パイレーツのエースであるポール・スキーンズと、ロサンゼルス・ドジャースのエースであるヨシノブ・ヤマモトの一騎打ちのように見えていた」などと綴っている。

 だが、スキーンズが好投した13日、山本もサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に先発したものの、与四球5、5失点の乱調で黒星を喫したことで、同メディアは「スキーンズが最大のライバル相手に光った一方で、ヤマモトは精彩を欠いた」と振り返る。

 さらに、スキーンズと日本人右腕の各スタッツを比較し、「この試合でヤマモトの防御率は2.20から2.64に。スキーンズとはすでに投球回数で18回の差があり、奪三振数でも7個リードされている。ヤマモトはスキーンズにほぼすべての主要指標で後れを取っており、仮に今すぐシーズンが終了した場合、“2位ですら危ういのでは?”という声もある」となどと指摘。「サイ・ヤング争いにおける(スキーンズの)リードはさらに大きなものとなった」と説いている。

スキーンズは勝ち星こそ4勝にとどまっているものの、6月の3登板で自責点1と、安定感は群を抜いている。まだシーズンは長く続く中、23歳右腕が“最有力候補”の評価に相応しいパフォーマンスを今後も継続していくのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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