ロサンゼルス・ドジャースは現地6月15日、大谷翔平が明日16日(日本時間17日)に本拠地で行なわれるサンディエゴ・パドレス戦で先発登板すると発表した。実に663日ぶりとなる二刀流スターのマウンド復帰に大きな関心が注がれている。
【動画】663日ぶりのマウンド復帰! “投手・大谷翔平”をプレイバック
15日のジャイアンツ戦後に突然発表された朗報。大谷は熾烈なリーグ西地区首位争いを演じる宿敵パドレスとの4連戦初戦に先発する。
メジャーリーグの移籍情報や毎日のニュースを熱心に配信している米サイト『MLB Traderumors』は「ドジャースファンは、ショウヘイ・オオタニがメジャーリーグの試合に登板するのを一年以上待ち望んできたが、その時間がついに終わるかもしれない。待望の投手復帰が予想をはるかに上回る早さで実現した」と報じ、大谷のマウンド復帰に興奮を隠し切れなかった。
オープナー(短いイニングのみ投げる先発投手)として先発する可能性が高いことを前置きしたうえで、「予想よりも1か月早くメジャーのマウンドに戻ることになった」と説明。「明日の夜、オオタニを急きょ先発させるという決定は、やや行き当たりばったりにも見える。だがしかし、ドジャースは彼が試合で投げる準備ができていると感じているのは明らかだ」と記し、むしろ予定通りであったと主張する。
大谷は先月25日、ニューヨーク・メッツ戦前に打者相手の実戦形式登板(ライブBP)を実施した。さらに直近では今月10日のパドレス戦前に、右肘手術後では3度目となるライブBPに登板。マイナーリーグに所属する選手相手だったとはいえ、3イニングを想定して合計44球を投げて被安打1、奪三振6、四球1と上々の内容で投手復帰への調整は順調に進んでいた。
それを紹介したうえで同メディアは「少なくとも、オオタニの数回の登板は先発としてフル回転というよりは“リハビリ登板”に近いものになるだろう」と言及。その理由を次のように説明する。
「オオタニのマウンド復帰は苦境に立たされているドジャース投手陣にとって大きな励みとなるだろう。明日のパドレス戦では救援右腕のベン・カスパリアスが先発予定だったが、前回登板で54球を投じており、先発投手として起用されればリリーフ陣に多少の負担をかけることは確実だった。これは、翌日以降のリリーフ陣にとって大きな助けとなるはずだ」
「オオタニがドジャースで本格的な先発投手として働けるようになるのかは正確なところは不明だが、おそらく明日の試合での仕事量が、その疑問に対するヒントを与えてくれるだろう。一方で、すでに開幕ローテーションの大半が故障者リスト入りするほどの怪我人が続出する中、ドジャースにとっては大谷がどんなイニングでも投げてくれることは嬉しいに違いない」
米スポーツ専門局『ESPN』をはじめ複数の米メディアが一斉に報じた大谷の投手復帰。ドジャースのユニホーム姿では初となるメジャーでのマウンド姿は早くも大きな関心事として全米の注目を集めている。
構成●THE DIGEST編集部
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オープナー(短いイニングのみ投げる先発投手)として先発する可能性が高いことを前置きしたうえで、「予想よりも1か月早くメジャーのマウンドに戻ることになった」と説明。「明日の夜、オオタニを急きょ先発させるという決定は、やや行き当たりばったりにも見える。だがしかし、ドジャースは彼が試合で投げる準備ができていると感じているのは明らかだ」と記し、むしろ予定通りであったと主張する。
大谷は先月25日、ニューヨーク・メッツ戦前に打者相手の実戦形式登板(ライブBP)を実施した。さらに直近では今月10日のパドレス戦前に、右肘手術後では3度目となるライブBPに登板。マイナーリーグに所属する選手相手だったとはいえ、3イニングを想定して合計44球を投げて被安打1、奪三振6、四球1と上々の内容で投手復帰への調整は順調に進んでいた。
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「オオタニがドジャースで本格的な先発投手として働けるようになるのかは正確なところは不明だが、おそらく明日の試合での仕事量が、その疑問に対するヒントを与えてくれるだろう。一方で、すでに開幕ローテーションの大半が故障者リスト入りするほどの怪我人が続出する中、ドジャースにとっては大谷がどんなイニングでも投げてくれることは嬉しいに違いない」
米スポーツ専門局『ESPN』をはじめ複数の米メディアが一斉に報じた大谷の投手復帰。ドジャースのユニホーム姿では初となるメジャーでのマウンド姿は早くも大きな関心事として全米の注目を集めている。
構成●THE DIGEST編集部
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