現地６月15日（日本時間16日）、ボストン・レッドソックスは大型トレードでラファエル・デバースをサンフランシスコ・ジャイアンツへ放出した。デバースは今季からDHを務めており、負傷者の影響で一塁守備を求められた際に、これを拒否したと報じられていた。レッドソックスはこのデバース放出で4選手を獲得した。
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　このトレードについて、ロサンゼルス・ドジャースのクレイトン・カーショウは驚きを隠さなかった。米スポーツメディア『ClutchPoints』によると、カーショウは「このトレード、どうよ？ ヤバすぎるだろう！ バスター・ポージーが本気でやってる。バスター、やるな」と語り、ジャイアンツ一筋12年、オールスター７回選出、2012年にはMVPに輝いた“球団の顔”ポージーの本気の補強姿勢に驚きを示したという。今季から編成本部長に就任した38歳のポージーは、フロントでも積極的な動きを見せている。
  　さらにカーショウは「デバースは、少なく見積もってもメジャーリーグのトップ10打者のひとりだと俺は思うよ」と評価した。デバースは今季レッドソックスで73試合に出場し、15本塁打、58打点、打率.272、出塁率.401、OPS.905を記録している。

　ドジャースはジャイアンツと同じナショナル・リーグ西地区に所属している。現在、首位のドジャースに対し、２位ジャイアンツがゲーム差2.0で猛追しており、デバースの加入により、今後の首位争いはさらに激しさを増すことになるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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