ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地６月16日（日本時間17日）、１番・投手兼DHとして先発登板。ついに二刀流プレーヤーとして復活を果たした。オープナー登板となった大谷は、１回を投げ28球、被安打２、無四球、１失点でマウンドを降りた。打者としては、４打数２安打２打点１四球の活躍をみせた。ドジャースが６-３で勝利を収め、３連勝を飾った。

【動画】大谷翔平が自身の負けを消す適時二塁打！ ピッチングでは最速161キロ！
　663日ぶりのマウンド復帰となった大谷。初回のみのリハビリ登板は、収穫と課題が垣間見えた内容となった。１番フェルナンド・タティスJr.にフルカウントからライト前に落ちるヒットを許すと、続く２番ルイス・アラエスへの初球が暴投となり無死二塁のピンチ。さらにアラエスにセンター前に運ばれ一、三塁として、続く３番マニー・マチャドの犠牲フライで１点を許した。

　大谷は続く４番、５番を内野ゴロに打ち取り、１失点で凌ぎ切った。最速161.2キロのフォーシームをはじめ、キレのあるシンカーやスライダーなども随所に披露した大谷だが、制球に苦しむ場面もみられる内容となった。
　一方、打者としてはパドレス先発ディラン・シースに対し、第１打席で空振り三振を喫したものの、第２打席で左中間を破る同点の適時二塁打、第３打席でもライト前へのタイムリーで２打点をマーク。第４打席は三振、第５打席は四球で出塁した。

　試合は初回に大谷が１点を失ったものの、３回に大谷の同点打で追いついたドジャースが４回に一挙５点を奪い、試合を優位に進める。結局、ブルペンデーとしたドジャースが小刻みな継投でパドレス打線をかわし、６-３で競り勝った。ドジャースは３連勝として、ナ・リーグ西地区ライバルとの差を広げている。

構成●THE DIGEST編集部
【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり！ 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻＆パートナー”を一挙紹介！

【記事】「お腹壊したらどうしようと…」MLB開幕シリーズ直前の“ドジャース寿司パーティー”、大谷翔平らを迎えた寿司職人が舞台裏を初告白「ひとり25貫、おかわりも