現地６月16日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手が本拠地サンディエゴ・パドレス戦に「１番・投手兼指名打者」でスタメン出場し、663日ぶりに先発マウンドへ。ついに二刀流復活を果たし、１回（28球）を投げて、被安打２、１失点（自責１）で初登板を終えた。打撃では、４打数２安打２打点、２三振１四球の内容を記録し、打率は.300とした。
【動画】投打復活の大谷翔平に５万人超が熱狂！ドジャース本拠地が歓声に包まれる

　米メディア『ESPN』によると、大谷の二刀流復活という歴史的一戦を見ようとドジャースタジアムには５万3207人の観衆が集結。大谷が球場入りし、ウォーミングアップするだけで大きな歓声が上がるなど、異様な空気に包まれていた。
  　米カリフォルニア州放送局『NBC Los Angeles』のマイケル・J・ドゥアルテ記者は、ドジャースタジアムの異様な空気をすぐさま察知。自身のXで以下のように綴り、反応を示している。

「大谷翔平がブルペンを後にし、ドジャースのダグアウトへと向かっている。663日ぶりの登板まであと数分というところだ。観客の90%が既に席に着いている。ロサンゼルスの交通事情を考えると、これは非常に珍しいことだ」

　ファンの熱視線が注がれた注目のマウンド復帰戦で最速161キロを披露するなど、予想以上のパフォーマンスを見せた大谷。今後ますます進化していく投打の二刀流に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平が球場入り、興奮に包まれるドジャースタジアムの様子