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「ポストシーズンの命運を左右する存在になりそうだ」ド軍グラスノーが間もなくリハビリ登板か…後半戦の“キーマン”として米メディア注目!

THE DIGEST編集部

2025.06.18

リハビリ登板が視野に入りつつあると、現地メディアによって報じられたグラスノー。(C) Getty Images

 右肩の炎症で戦列を離れているロサンゼルス・ドジャースのタイラー・グラスノーが、ライブBPに登板したことが米国内で報じられている。

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 スポーツメディア『CLUTCHPOINTS』による6月17日のトピックの中で、「ロサンゼルス・ドジャースは火曜日の午後、タイラー・グラスノーのリハビリが順調に進んでいるという明るいニュースを受け取った」として、故障後2度目のライブBP登板を行なったと伝えた。

 チーム加入2年目のグラスノーは今季、5試合に登板した後、4月下旬に右肩の不調を訴え負傷者リスト(IL)に登録された。ドジャースは先発陣の故障者が続出し、グラスノーの他、ブレイク・スネルや佐々木朗希、トニー・ゴンソリンなど、活躍が期待された投手が次々と離脱。シーズン序盤より、先発陣の駒不足の状況が続いている。
 
 その中で、このグラスノーの回復状況を伝えるニュースはチームにとってポジティブなニュースに他ならない。同メディアは、「元レイズのエースであるグラスノーは、まだ故障者リストに登録されたままだが、シミュレーションゲームで2イニングを投げたことは明らかな前進である」と説明。また、投球後での異常も報告されていないとして、「次のステップとしてマイナーでのリハビリ登板が視野に入りつつある」と見通している。

 また、昨季も故障に悩まされながら9勝をマークするなど高いポテンシャルを有する右腕に対し、「完全に健康を取り戻せば、彼の持つエリート級の球速と空振りを奪う能力は、激戦のナ・リーグ西地区を戦うドジャースにとって、非常に大きな武器になるだろう」と期待を寄せる。

 同メディアは、グラスノーの公式戦復帰が7月下旬、またはさらに早まる可能性もあると予想。その上で、「現在のリハビリの経過を見る限り、シーズン後半にかけての飛躍が現実味を帯びてきている。チームのポストシーズンの命運を左右する存在になりそうだ」として、夏場以降の戦いにおけるキーマンに位置付けている。

 ドジャースは大谷翔平が6月16日のサンディエゴ・パドレス戦で先発登板を果し、待望の"二刀流"が解禁となったばかり。緊張感の高まる後半戦に向け、グラスノーの復帰にも目途がつくこととなれば、連覇を目指すチームの勢いはさらに力強いものになっていくはずだ。

構成●THE DIGEST編集部
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