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大谷翔平が今季重ねた異次元の「73」 130年ぶりの打撃記録に並ぶペースと現地メディア報道。投手復帰の影響についても言及

THE DIGEST編集部

2025.06.19

歴代トップレベルのペースで得点を重ねている大谷。(C) Getty Images

 スポーツ専門メディア『Sports Illustrated』のロサンゼルス・ドジャース版は現地6月17日、大谷翔平(ドジャース)が今シーズン、歴代記録に迫る勢いで得点を重ねている、と伝えた。

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 同メディアは、大谷が今季72試合出場時点で2位アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)の65点を大きく上回るMLBトップの73得点を記録しており、シーズン164点ペースだと紹介。134得点した昨季からさらに30点上積みする異次元の勢いでホームベースを踏み続けている。

 大谷が仮に164得点以上を記録すれば、1936年のルー・ゲーリッグ(167点/ヤンキース)以来111年ぶりであり、ナ・リーグで見ると、1895年のビリー・ハミルトン(166点/フィラデルフィア・フィリーズ)以来130年ぶりの快挙だという。ちなみに、ハミルトンは前年の1894年に198得点でMLB歴代最高記録を樹立している。

 また、同メディアは大谷の投手復帰が打者成績の低下を招くのでは、という疑問に対して、米スポーツ専門局『ESPN』のデビッド・シェーンフィールド記者のコメントを引用。ロサンゼルス・エンジェルス在籍時の2023年、当時二刀流ながら打撃能力の指標であるOPS(出塁率+長打率) でリーグトップの1.066を記録したと反論を展開している。

 昨季歴史的な打撃シーズンを見せた偉才が今季、投手復帰と並行してまた偉業を達成するのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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