現地７月４日、ロサンゼルス・ドジャースがヒューストン・アストロズと対戦し、今シーズン最多の18失点。１対18で大敗した。

　ドジャースの先発ベン・カスパリウスが立ち上がりから打ち込まれた。アストロズの１番イサク・パレデスに先頭打者アーチを浴びると、３番ホセ・アルトゥーベに二塁打、５番クリスチャン・ウォーカーに適時打を打たれて０対２と、初回からリードを許した。

　２回にウィル・スミスのソロ本塁打で１点を返したが、カスパリウスが安定しない。３回に２番ジェイク・マイヤーズに二塁打を打たれた後、アルトゥーベに２ランアーチ。続く４番キャム・スミスに二塁打、ウォーカーに２ラン本塁打が飛び出し、３回までに６点を失った。

　ドジャースの失点はさらに続く。５回、２番手のジャック・ドレイヤーが代打のクーパー・ハメルに適時打を許して７失点目。６回には３番手ノア・デービスが６番ヴィクトル・カラティニに満塁本塁打を打たれるなど、計10点を奪われた。ドジャースがひとつのイニングで二桁失点をしたのは、1999年４月23日のセントルイス・カーディナルス戦以来だという。

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  　６回時点で１対16。代打のダルトン・ラッシングをフレディ・フリーマンに代わって一塁に、同じく代打のキム・ヘソンをベッツに代えて遊撃に、アスレティックス時代の23年に盗塁王（67盗塁）に輝き、傘下3Aから初昇格したエステウリー・ルイーズをテオスカー・ヘルナンデスに代えて右翼に配した７回。４番手のアンソニー・バンダが７番ヤイネル・ディアスに犠飛を打たれて、18点目を与えた。

　４月12日のシカゴ・カブス戦で喫した16点を超える今シーズン最多失点。スコアはこのまま動かず、アストロズとの３連戦の初戦を１対18で落とした。

構成●THE DIGEST編集部

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