ロサンゼルス・ドジャースは、ワールドシリーズ（WS）を再び目指し、７月末のトレード期限に向けて積極的な補強に動くと予想されている。
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　そんな中、現地７月10日、米メディア『Newsweek』は、ドジャースの専門メディア『DodgersWay』のヘンリー・パラテラ氏による補強動向の予測を紹介。「ドジャースは今月中にも元トッププロスペクトとの契約を打ち切ると予想されている」と伝え、トレード期限までに元有望株のジェームズ・アウトマン外野手を放出する可能性があると報じた。

　パラテラ氏はアウトマンについて「彼は現在28歳で、2023年に有望株の一人として活躍し、新人王投票で３位に入った頃の輝きはもうないが、それでも獲得を検討する球団はある。今年も３Aで打率.278、19本塁打を記録している」と評価。その上で、以下のように指摘した。
  「ドジャースはすでにアウトマンを将来の構想外と見なしている」

　さらに「アウトマンは2030年までFAにならない。買い手と売り手の間を揺れる球団とのトレードには理想的な駒だろう」と分析した。

　同メディアはまた、アウトマンについて「ドジャース外野陣の未来を担う存在として期待されていたが、近年の大型補強路線によって出場機会を失い、現在はメジャー昇格のチャンスも限られている状況だ」と指摘。移籍先の候補として、以下のように伝えた。

「今季のマイナー成績などから一定のポテンシャルは示しており、年齢的に有望な外野手とは言えないかもしれないが、シンシナティ・レッズやフィラデルフィア・フィリーズのようなチームが、トレード期限前の市場で関心を寄せる可能性はある」

　ドジャースは本当にアウトマンを手放すのか。今後の動向に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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