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オリオールズ、菅野智之ら先発投手陣の放出濃厚か...現地報道「スガノも後半戦で劇的な連勝でもしない限り、放出される」「高いトレード価値が見込まれる」

THE DIGEST編集部

2025.07.17

オリオールズの菅野智之投手。(C)Getty Images

 ボルティモア・オリオールズは開幕から苦戦が続き、5月17日には7シーズンにわたって指揮を執ってきたブランドン・ハイド監督を電撃解任。今季ここまで95試合を戦い、43勝52敗でア・リーグ東地区の最下位に沈んでいる。
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 米メディア『Sports Illustrated』は現地時間7月16日、「オリオールズはトレード期限までに先発ローテーションのほぼ全員を放出する可能性がある」と内部関係者の見解を伝える記事を掲載。同31日のトレード期限までに菅野智之投手ら先発投手陣が放出される可能性が高いことを報じた。

 同メディアは、冒頭で「今季は悪夢のようなシーズンを送っている。監督はすでに解任され、ファンの間ではフロントの責任を問う声も高まっている。とはいえ、現時点では、GMのマイク・エリアス氏はその座にとどまっており、チームはトレード期限前に『売り手』に回る準備を進めている」とチームの現状を伝えた。
 
 また同メディアは「今シーズンこのような結果に終わった大きな理由の一つは、投手陣の負傷と不振だ」と指摘。続けて次のように予測している。

「ザック・エフリンは6月下旬から背中の不調で戦列を離れているが、球宴明けに先発ローテに復帰する予定で、すぐにトレード要員になるだろう。チャーリー・モートンとスガノ・トモユキも、後半戦で劇的な連勝でもしない限り、放出される見込みだ」

 菅野については「1年契約で加入したが、エリアスGMの期待に応えるには至らなかった」と指摘。続けて「スガノは日本で輝かしいキャリアを築いたあと、今季メジャーデビュー。ここまで18試合に先発し、7勝5敗、防御率4.44、WHIP1.299の成績を残しており、レンタルとしては比較的高いトレード価値が見込まれる」と伝えている。

 さらに同メディアは「誰もこんなシーズンを望んでいたわけではないが、少なくともオリオールズにとっては、今後に向けて若手戦力を獲得する絶好のチャンスとなっている」と結び、チームの転換期を強調した。

 トレード期限が迫るなか、オリオールズはどんな決断を下すのか。今後の動向に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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