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MLB

「この男は最高だ!」大谷翔平の35号直後にスアレスが36号…Dバックスの長距離砲に米記者ら大注目「直近3戦5発」

THE DIGEST編集部

2025.07.23

36本でナ・リーグ本塁打数トップに立っているダイヤモンドバックスのスアレス。(C)Getty Images

36本でナ・リーグ本塁打数トップに立っているダイヤモンドバックスのスアレス。(C)Getty Images

 日本人スターと本塁打王争いを繰り広げるライバルが絶好調だ。

 現地7月21日、アリゾナ・ダイヤモンドバックスのエウヘニオ・スアレスは、本拠地チェイスフィールドでのヒューストン・アストロズ戦に「4番・三塁」として先発出場し、3回に3戦連発の36号ソロをマーク。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が35号2ランを放った直後に本塁打数で再び突き放し、ナ・リーグ単独トップの座に立っている。

 会場を沸かせたのは、3点を追う3回2死走者なしの第2打席だ。ここでアストロズの先発左腕コルトン・ゴードンと対峙すると、2球で追い込まれながらも3球目に投じられた内角低めのチェンジアップを強振。これが打球速度103.6マイル(約166.7キロ)、飛距離378フィート(約115メートル)を計測する左翼席への一発となった。

 強烈な一撃を受け、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は、「ダイヤモンドバックスで直近7本塁打のうちすべてがスアレスによるものだ」とX上で指摘。この数字は、2000年8月11日~20日のサミー・ソーサ氏(シカゴ・カブス)、1979年5月3日~15日のマイク・シュミット氏(フィラデルフィア・フィリーズ)に並び、少なくとも1961年以降のメジャー最長記録だという。

【動画】スタンドに一直線! スアレスが放った36号「弾丸ライナー」アーチ
 
 また、米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は、「スアレスがまた打った!これで36本塁打目。直近3戦5発だ」と興奮気味に速報。MLBアナリストのライアン・M・スペイダー氏は、「直近162試合で打率.280、出塁率.336、長打率.612、115得点、32二塁打、56本塁打、139打点を記録している。この男は最高だ!」と力強く投稿していた。

 後半戦に入ってから激しさを増しているナ・リーグ本塁打王争い。7月21日時点で1位が36本のスアレス、2位が35本の大谷、3位が32本のカイル・シュワーバー(フィリーズ)、4位タイが26本のピート・クロウ=アームストロングと鈴木誠也(いずれもカブス)となっている。今後もその動向に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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