現地７月22日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が先発し、５回101球、８奪三振、３失点でマウンド降りた。同点で降板したため、９勝目は次回に持ち越しとなった。

　初回を三者凡退に抑えた山本は、しかし、２回に失点した。４番カルロス・コレアに三塁への内野安打を許し、５番タイ・フランスに四球。６番マット・ウォールナーの右飛で１死一、三塁となると、７番ロイス・ルイスの三ゴロをミゲル・ロハスが失策してしまい、三塁走者が生還した。

　続く８番ハリソン・ベイダーを三振に打ち取ったものの、２死一、二塁で９番クリスチャン・バスケスに左中間を抜かれる２点適時二塁打を打たれて０対３。山本は２回終了時点で53球と球数を要した。

　３回に先頭の３番ウィリー・カストロに中前打。それでもコレア、フランスを連続三振に抑え、捕手ウィル・スミスがカストロの盗塁を二塁で刺した。４回はテンポよく２死を奪った後に、ベイダーに右前打を打たれたが、続くバスケスを三振に抑えた。

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  　４回裏にアンディ・パヘスの３ランで３対３。打線の援護をもらった山本は、５回に１番バイロン・バクストンを一ゴロ、２番ライアン・ジェファーズを空振り三振、続くカストロも三振に抑え、初回以来の三者凡退に仕留めて見せた。

　山本は５回101球、被安打５、８奪三振、３失点（自責１）で降板。勝ち投手の権利を持たずにマウンドを降りた。変化球を見極められ、また何度もファウルで逃げられるなど、序盤から球数が多かった。

　試合は５回終了時点で３対３。「２番・DH」で出場している大谷は、初回の第１打席で空振り三振、３回の第２打席は見逃し三振、５回の第３打席は中飛に終わっている。

構成●THE DIGEST編集部

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