７月24日、横浜スタジアムで開催されたプロ野球「マイナビオールスターゲーム2025」第２戦。前日の第１戦に続いてこの日も、ライブ中継中に放送席と出場選手をイヤホンマイクでつぎ、臨場感たっぷりの対話が繰り広げられた。レギュラーシーズンではなかなか見られない斬新な手法が注目を集め、ファンの間で話題を呼んでいる。
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　MLBでは公式戦でも時折り採用されている演出だが、日本プロ野球では初の試み。これに苦言を呈したのが、大のタイガースファンとして知られる俳優の渡辺謙さんだ。公式Ｘを更新して「少し遊び過ぎが目に余る」と書き出すと、「ピッチャーにマイクとイヤホンを付けてプレー中に喋らせる 勝負にこだわらないかも知れないが、もし打球が当たったりしたら責任は誰が取るのか」と問題提議。そのうえで「ゲームの緊迫感を阻害するのは ゲームの意味をも無くしてしまう オールスターの存続が不安だ」と続けた。
  　この投稿に対して数時間で400件を超えるコメントが書き込まれ、ネット上でも賛否両論が渦巻いた。「もうまんまその通りです！」「確かに違和感あり」「ピッチャーがなんか可哀そうだった」「怪我が心配ですよね」「それでも真剣勝負が見たいよ」といった声がある一方で、「マイクめっちゃ良かった」「純粋に楽しめたけどなぁ」「エンタメですから」「おかげで観てて飽きなかったかも」「斬新なチャレンジだったと思う」と、マイク演出に対する肯定的な意見も多く寄せられた。

構成●THE DIGEST編集部
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