現地7月31日に迫ったトレード期限までに、ロサンゼルス・ドジャースが大型補強を行なうと報じられている。米放送局『ESPN』のデイビッド・ショーンフィールド記者は、ドジャースがクリーブランド・ガーディアンズの外野手スティーブン・クワンと予想した。
「ドジャースが何か仕掛けてくるのは分かっているだろう? LAは必ず仕掛けてくる。しかも大抵は何か重要な仕掛けだ。タナー・スコットが負傷者リスト入りし、マイケル・コーペックも同様で、リリーフを獲得する可能性がある。先発投手かもしれないが、それでは外野手とリードオフ打者はどうだろうか」
このように記し始めたショーンフィールド記者は、「外野手のマイケル・コンフォートが機能していない。ドジャースは300打席を与えたが、打率は2割を切っている(現地7月25日時点で324打席、打率.186)。左翼手としても優秀ではない。またチームはトップバッターも必要としている。ムーキー・ベッツを1番に、大谷翔平を2番にしたが、ベッツは不調を引きずっており、本来の攻撃力を発揮できていない」と課題を列挙した。
続けて、「そこで登場するのが、ガーディアンズのクワンだ。左翼手であり、コンフォート問題とトップバッター問題を同時に解決する。ドジャースは大谷の前に優れた出塁率を誇るクワンを置けるようになり、守備面も大幅に強化できるのだ」と、クワンのドジャース行きを力説した。
【動画】イチローに憧れるクワンの巧みなバットコントロール!
ショーンフィールド記者の記事にドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が反応した。「トレード期限までにインパクトのある打者を獲得できるのか。ESPNはカリフォルニア州出身のクワンのドジャース移籍を予想した。チームが求めるニーズに、理論上は合致しているように見える」と伝えた。
「クワンは守備力に優れ、コンタクト力を持ち合わせている。外野の強化が急務の状況において、ドジャースが獲得を熱望する選手増にぴったりだ」とした同メディアは、「ただ、優秀な選手を得るには、何かを犠牲にしないといけない。有望株でいずれも20歳のホセ・デポーラ外野手か、ザイア・ホープ外野手を手放すのか」とクワンの対価にも言及した。
クワンは2027年までガーディアンズの支配下にあるため、「もしくは、24歳のダルトン・ラッシング捕手、23歳のアレックス・フリーランド遊撃手、22歳のマイク・シロタ外野手を要求する可能性もある」とし、相応の若手有望株の放出もありうると伝えている。
7月31日のトレード期限までに、はたしてドジャースはどんな選手を獲得するのか。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】“ドジャースが先発とリリーバーを獲得”トレード期限前の動き、米誌が予想「市場に出ている数少ないインパクトのある先発」
【記事】ドジャース、大型トレードで先発&救援投手を獲得か「2人は問題を解決できるオールスター」地元メディア期待「健康を維持している点が特徴だ」
「ドジャースが何か仕掛けてくるのは分かっているだろう? LAは必ず仕掛けてくる。しかも大抵は何か重要な仕掛けだ。タナー・スコットが負傷者リスト入りし、マイケル・コーペックも同様で、リリーフを獲得する可能性がある。先発投手かもしれないが、それでは外野手とリードオフ打者はどうだろうか」
このように記し始めたショーンフィールド記者は、「外野手のマイケル・コンフォートが機能していない。ドジャースは300打席を与えたが、打率は2割を切っている(現地7月25日時点で324打席、打率.186)。左翼手としても優秀ではない。またチームはトップバッターも必要としている。ムーキー・ベッツを1番に、大谷翔平を2番にしたが、ベッツは不調を引きずっており、本来の攻撃力を発揮できていない」と課題を列挙した。
続けて、「そこで登場するのが、ガーディアンズのクワンだ。左翼手であり、コンフォート問題とトップバッター問題を同時に解決する。ドジャースは大谷の前に優れた出塁率を誇るクワンを置けるようになり、守備面も大幅に強化できるのだ」と、クワンのドジャース行きを力説した。
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ショーンフィールド記者の記事にドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が反応した。「トレード期限までにインパクトのある打者を獲得できるのか。ESPNはカリフォルニア州出身のクワンのドジャース移籍を予想した。チームが求めるニーズに、理論上は合致しているように見える」と伝えた。
「クワンは守備力に優れ、コンタクト力を持ち合わせている。外野の強化が急務の状況において、ドジャースが獲得を熱望する選手増にぴったりだ」とした同メディアは、「ただ、優秀な選手を得るには、何かを犠牲にしないといけない。有望株でいずれも20歳のホセ・デポーラ外野手か、ザイア・ホープ外野手を手放すのか」とクワンの対価にも言及した。
クワンは2027年までガーディアンズの支配下にあるため、「もしくは、24歳のダルトン・ラッシング捕手、23歳のアレックス・フリーランド遊撃手、22歳のマイク・シロタ外野手を要求する可能性もある」とし、相応の若手有望株の放出もありうると伝えている。
7月31日のトレード期限までに、はたしてドジャースはどんな選手を獲得するのか。
構成●THE DIGEST編集部
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