またセレモニーでも「ベイスターズ時代からの仲間がいてくれたからこそ、しんどいときも乗り越えられましたし、楽しく野球ができました」と田中の口から名前の出た2人も敬意を表す。
まず藤岡好明選手兼投手コーチは「後輩たちにすごく慕われていましたね。タイガースに行った早川(太貴)はすごく慕っていて、それが元でいまも順調に野球人生が送れていますから」と今シーズン2勝をマークしている右腕を例に、その実績を語る。「他にもすごく丁寧に接してくれて、それがいまのチームの仲の良さにもつながっています。ハヤテにとってすごくいい2年間になったなと思いますね」と好循環を生む原動力になってくれたと労った。
もうひとり同じ左腕でもあり、目に涙を溜め最後のピッチングを見つめていた池谷蒼大も「この2年間は一緒にいる時間が多かったですし、健二朗さんの本音を、腹を割って話してくれたこともありました」と濃厚な時間を過ごしたと告白。「12球団に戻る気持ちが、他のどの選手より強いなと本当に思いました。食事をして楽しい話を交えながらも、常に野球のことを考えている方だなとわかるような会話が多かったですね」と、その姿勢を振り返り「僕自身今年スピードが上がったんですよ。それも身体の使い方、体重移動の仕方を教えて頂いたからです」と公私にわたり世話になったと頭を垂れた。そのうえで「12球団を目指して頑張ります。健二朗さんはまだ投げたい気持ちがある中での引退だったので、僕はその分も後悔なく終われるようにやっていきます」と宣言。先輩の目指したあの場所へ帰ることが恩返しになると、言葉に力を込めた。
☆2本立ての野球人生
なかなか芽の出なかった時期、師と慕う木塚敦志コーチとの二人三脚の努力で上に登り、トミー・ジョン手術からの厳しいリハビリからの復活劇。嵐のような18年間は、己に厳しく、他者に優しい時間だった。
自分には「とにかく野球がうまくなりたい。勝ちたい。抑えたい。その気持は怪我で投げられなかったときも、成績が出ないときも、2年連続60試合以上投げているときも、常にその気持を持ち続けていました」と向上心から、己を磨き続けた。
反面、「僕は年齢とか実績とか成績関係なく、みんなが常にレベルアップできるようにと思っていました。アドバイスを求められるっていうのはすごく大事なことだなって思っていたので、そこは心がけてやってきたつもりでした」とチームメイトには優しく接した。
藤岡コーチも称えていたことに「そういう風に感じて言ってもらえたんなら、僕はほんとによかったなって思います。ここに来れてよかったです」と表情を崩した。
池谷投手には「僕は何も教えていないですよ」と謙遜しつつ、「僕の姿を見て、何か彼なりに感じ取って今日までやってくれたと思う」と評価も忘れない。続けて「また来年新しい選手が来ると思います。そういう子たちに、同じというわけじゃないですけど、過ごしやすい環境っていうのを作ってあげていってほしいなっていう風に思います」と自身が作った土台を、受け継いでほしいと願っていた。
「自分が立てた目標に向かって本気で努力していく。そういった集団になっていってもらいたいです」。産まれたばかりのベンチャーズに植え付けられた“健二朗イズム”は、この先も清水の地に継承され続けていく。
取材・文●萩原孝弘
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もうひとり同じ左腕でもあり、目に涙を溜め最後のピッチングを見つめていた池谷蒼大も「この2年間は一緒にいる時間が多かったですし、健二朗さんの本音を、腹を割って話してくれたこともありました」と濃厚な時間を過ごしたと告白。「12球団に戻る気持ちが、他のどの選手より強いなと本当に思いました。食事をして楽しい話を交えながらも、常に野球のことを考えている方だなとわかるような会話が多かったですね」と、その姿勢を振り返り「僕自身今年スピードが上がったんですよ。それも身体の使い方、体重移動の仕方を教えて頂いたからです」と公私にわたり世話になったと頭を垂れた。そのうえで「12球団を目指して頑張ります。健二朗さんはまだ投げたい気持ちがある中での引退だったので、僕はその分も後悔なく終われるようにやっていきます」と宣言。先輩の目指したあの場所へ帰ることが恩返しになると、言葉に力を込めた。
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自分には「とにかく野球がうまくなりたい。勝ちたい。抑えたい。その気持は怪我で投げられなかったときも、成績が出ないときも、2年連続60試合以上投げているときも、常にその気持を持ち続けていました」と向上心から、己を磨き続けた。
反面、「僕は年齢とか実績とか成績関係なく、みんなが常にレベルアップできるようにと思っていました。アドバイスを求められるっていうのはすごく大事なことだなって思っていたので、そこは心がけてやってきたつもりでした」とチームメイトには優しく接した。
藤岡コーチも称えていたことに「そういう風に感じて言ってもらえたんなら、僕はほんとによかったなって思います。ここに来れてよかったです」と表情を崩した。
池谷投手には「僕は何も教えていないですよ」と謙遜しつつ、「僕の姿を見て、何か彼なりに感じ取って今日までやってくれたと思う」と評価も忘れない。続けて「また来年新しい選手が来ると思います。そういう子たちに、同じというわけじゃないですけど、過ごしやすい環境っていうのを作ってあげていってほしいなっていう風に思います」と自身が作った土台を、受け継いでほしいと願っていた。
「自分が立てた目標に向かって本気で努力していく。そういった集団になっていってもらいたいです」。産まれたばかりのベンチャーズに植え付けられた“健二朗イズム”は、この先も清水の地に継承され続けていく。
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