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プロ野球

【DeNA】相川亮二新監督が引き継ぐ“81番”と“横浜愛”「こんな素晴らしいチームになっているんだというのが本当に嬉しくて」

萩原孝弘

2025.10.20

 具体的には「僕はキャッチャー出身。やっぱりバッテリーを中心にした投手力、ここが鍵になってくると思います」とテーマを明白に設定。「凡事徹底は監督がいつも言われていたこと」と念頭に置き「ピッチャーであればクイックであったり、走者を背負ったときの投球。守備面であれば、取れるアウトは確実に取っていく。そういう本当に小さいミスが出るとなかなか勝てないということが多々あると思うので、そこを突き詰めていく」と今年も専門分野であったディフェンス面を細部まで見直していく考えを示す。

 

 さらに「打者も一緒だと思います。チームバッティングの重要性はあります。得点の期待値から考えるとアウトになることは余り良くはないことではありますけど、そういうものもしっかり考えながら、チームとしてできるようなチームになっていければ」と指揮官としてオフェンス面にも目を向けていく。

☆リーグ優勝へ自信

「僕は4年間本当にリーグ優勝も日本一もできると思って戦ってきました。それは来年も変わらないです」と言い切る相川新監督。「今年の9月の戦いはチームとして素晴らしい戦いができました。昨年の日本一もそうですし、ここ一番で力を出せるというチームにはなっている」と手応えはある。「それを1年間続けるっていうのは、それはなかなか難しいことかもしれないんですけど、それをしなければリーグ優勝はできないです。苦しい時にどう踏ん張るか、最低でも月単位でマイナスを作らない。常に貯金を作って1年間戦っていくことがすごく重要だと思う」と課題を解決すれば、自ずと結果は付いてくると目論んだ。

 4年前は「最初の思いとすれば、三浦監督のもとでリーグ優勝を果たすことが目標でした」と『番長を男にしたい』との志の元、横浜に帰還した。

「14年間選手として(所属)させていただきましたし、球団スタッフ、選手ともに本当に違うチームに生まれ変わっていて、こんな素晴らしいチームになってるんだというのが本当に嬉しくて。本当にチームのために、ベイスターズで戦いたいなっていう思いに、日に日になっていきましたし、そのチームで優勝したいという気持ちが強くなってきました」と心の中の“横浜愛”は、溢れ出てきた。横浜の街への愛着も「もちろんです!」と即答した新指揮官。

“ハマの番長”との絆を紡ぎ、誕生した熱き知性派監督。背中に81番を背負い、悲願の“Reach for the Stars”へ向け突き進む。

取材・文●萩原孝弘

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