――WBCですが、今大会の中国は25年3月の予選で、3連敗での敗退となりました。これはどう受け止めていますか。
「力不足です。23年WBCからの課題だった国際大会のストライクゾーンへの対応と、守備でのミスが大きな敗因として考えられます。ストライクゾーンは国内リーグと比べると厳格になり、コントロールの面で投手は苦労したと思いますし、野手が支えてあげるべきところを逆にエラーで足を引っ張ってしまった。やはり一発勝負の国際大会で勝つには国内のリーグから選手、審判、スタッフが協力して一緒にレベルアップする必要があると思っています。特に23年の杭州アジア大会で予選ではあるものの日本戦初勝利やU23ワールドカップでもベスト4に入ったりと中国野球が盛り上がっていたタイミングだからこそWBC本大会にはどうしても出たかったです。現在、様々なメディアでWBCのニュースを見るたび、さらに悔しさが込み上げてきます」
――今、少し話がありましたが、最近の中国野球の状況はどうなのでしょうか。
「前回の2023WBCからは割と順調だったと思います。WBCも中国版のTikTokで放送されたりと一定の注目がありましたし、日本のプロ野球の比になりませんが、お客さんも年々増えている気がします。そして最近で一番大きいのはCPB(Chinese Professional Baseball)というリーグ戦が今年から始まったことです。これはその名の通りプロ化されたリーグです。現状の中国野球リーグは国営リーグとなっており、安定はしていますが、全選手のサラリーがほぼ同じであったり、球場のエンターテイメントが無かったりと、選手のモチベーションが低くなってしまう面があると思っています。そこがプロ化により改善されてきているので、中国野球にとって非常に大きな一歩だと思います」
――それは要注目ですね。ではプロ化したことで、例えば今後日本人選手が活躍する、ということも出てくるのでしょうか。
「はい、可能です。今のペナントリーグは外国人を登録できませんが、 このCPBは外国人選手も登録が可能です。日本人選手や韓国人選手が参戦してくると、リーグのレベルも高くなりますし、それが中国野球の強化にもつながります。リーグとしてもそれを望んでいると思います」
――梁培さんご自身はいかがでしょうか。CPBも選択肢のひとつでしょうか。
「もちろん選択肢のひとつではあると思っています。現在の中国ペナントリーグのチームに所属しながら、このCPBのチームにも所属できるので、実際に元チームメイトの北京タイガースの選手でも参戦する人がいます。うまくリーグが立ち上がっていくことを楽しみにしています」
――では最後に日本の野球ファンへメッセージをお願いします。
「日本野球を(高校卒業の)18歳で離れてしまったので、このタイミングでより日本野球を学びたいと思っています。それが選手としてになるのか、他の形としてになるのかはまだ分かりませんが、応援していただけると嬉しいです。引き続きよろしくお願いします」
取材・文●久保田嶺
久保田嶺(くぼた・れい)/1991年生まれ、埼玉県出身。Rouse Shanghai Co., Ltd./合同会社Rouse代表。日系企業の中国マーケティング事業および日中のサッカーを中心としたスポーツ事業を手掛ける。自身の中国SNSフォロワー数も40万人とインフルエンサーとしても活躍する。
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「力不足です。23年WBCからの課題だった国際大会のストライクゾーンへの対応と、守備でのミスが大きな敗因として考えられます。ストライクゾーンは国内リーグと比べると厳格になり、コントロールの面で投手は苦労したと思いますし、野手が支えてあげるべきところを逆にエラーで足を引っ張ってしまった。やはり一発勝負の国際大会で勝つには国内のリーグから選手、審判、スタッフが協力して一緒にレベルアップする必要があると思っています。特に23年の杭州アジア大会で予選ではあるものの日本戦初勝利やU23ワールドカップでもベスト4に入ったりと中国野球が盛り上がっていたタイミングだからこそWBC本大会にはどうしても出たかったです。現在、様々なメディアでWBCのニュースを見るたび、さらに悔しさが込み上げてきます」
――今、少し話がありましたが、最近の中国野球の状況はどうなのでしょうか。
「前回の2023WBCからは割と順調だったと思います。WBCも中国版のTikTokで放送されたりと一定の注目がありましたし、日本のプロ野球の比になりませんが、お客さんも年々増えている気がします。そして最近で一番大きいのはCPB(Chinese Professional Baseball)というリーグ戦が今年から始まったことです。これはその名の通りプロ化されたリーグです。現状の中国野球リーグは国営リーグとなっており、安定はしていますが、全選手のサラリーがほぼ同じであったり、球場のエンターテイメントが無かったりと、選手のモチベーションが低くなってしまう面があると思っています。そこがプロ化により改善されてきているので、中国野球にとって非常に大きな一歩だと思います」
――それは要注目ですね。ではプロ化したことで、例えば今後日本人選手が活躍する、ということも出てくるのでしょうか。
「はい、可能です。今のペナントリーグは外国人を登録できませんが、 このCPBは外国人選手も登録が可能です。日本人選手や韓国人選手が参戦してくると、リーグのレベルも高くなりますし、それが中国野球の強化にもつながります。リーグとしてもそれを望んでいると思います」
――梁培さんご自身はいかがでしょうか。CPBも選択肢のひとつでしょうか。
「もちろん選択肢のひとつではあると思っています。現在の中国ペナントリーグのチームに所属しながら、このCPBのチームにも所属できるので、実際に元チームメイトの北京タイガースの選手でも参戦する人がいます。うまくリーグが立ち上がっていくことを楽しみにしています」
――では最後に日本の野球ファンへメッセージをお願いします。
「日本野球を(高校卒業の)18歳で離れてしまったので、このタイミングでより日本野球を学びたいと思っています。それが選手としてになるのか、他の形としてになるのかはまだ分かりませんが、応援していただけると嬉しいです。引き続きよろしくお願いします」
取材・文●久保田嶺
久保田嶺(くぼた・れい)/1991年生まれ、埼玉県出身。Rouse Shanghai Co., Ltd./合同会社Rouse代表。日系企業の中国マーケティング事業および日中のサッカーを中心としたスポーツ事業を手掛ける。自身の中国SNSフォロワー数も40万人とインフルエンサーとしても活躍する。
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