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「オンリーワンの方がいいなんて言っている甘い奴が大嫌い」強い気持ちが生んだ唯一無二のスタイル【イチローの軌跡をたどる「51」の言葉:哲学編 Vol.2】

藤原彬

2020.03.23

「結果はあとからついてくるという感覚は多分持てないだろうし、持ちたくもない」
(2011年2月21日/前年は目標を設定せずにシーズン200安打達成を10年連続まで伸ばしたが、記録を追いかけるスタンスに立ち返る)

「いろんなことが諦められない。そんな自分を諦めることはある」
(2013年8月21日/日米通算4000安打に到達して「諦め」について問われ)

「僕はいっぱい満足します。今日も満足。それを重ねないと駄目だと思うんです」
(2013年8月21日/日米通算4000安打に到達して「満足したら終わりって、とても弱い人の発想」「達成感を感じることで次が生まれる」と持論を展開)

「自分の思いを秘めてやるのが日本人らしいというか、格好いいと思う」
(2014年12月23日/毎年オフに、故郷の愛知県で行っていたイチロー杯で子供たちに我慢の大切さを伝える)
 
「これからも応援よろしくお願いしますとは、僕は絶対に言いません」
(2015年1月29日/マーリンズ入団会見で、応援してもらえる選手であろうとし続ける姿勢を改めて表明する)

「かなり確率が高いタイミングでしか行かない」
(2016年4月29日/通算500盗塁を達成して、「最も難しい」とする走塁に対する考えを披露)

「2位じゃ駄目なんですよ。忘れ去られちゃう」
(2017年10月1日/代打のシーズン最多28安打まで1本届かず)

「50歳までという話をされることが多いですけど、僕は最低50歳といつも言っているので、そこは誤解しないでほしいですね」
(2018年3月8日/マリナーズへの復帰会見で、現役を続けることに対しての強い決意を口にする)

「人より頑張ることなんて、とてもできない」
(2019年3月21日/現役引退会見で「自分の限界を少し超えていく」ことが大切と説く)

文●藤原彬
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『スラッガー』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。
 
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