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「一日帰るときはクタクタというのは目標でしたから」マリナーズ会長特別補佐としても自らを追い込んだ日々【イチローの軌跡をたどる「51」の言葉:野球愛編 Vol.3】

藤原彬

2020.03.24

「うまくなるには、難しいことに自分から立ち向かっていく姿勢が大切」
(2012年12月23日/イチロー杯で子供たちに「人間としても強くなれる」と人生訓を説く)

「野球に関しては妥協ができないので、しませんけれど」
(2013年8月21日/日米通算4000安打に到達して「そういう自分がいることは仕方のないこと」)

「うまくいかないことが多いからじゃないですか」
(2016年8月7日/メジャー通算3000安打に到達して、野球を好きでいられる理由を聞かれて)

「野球の研究者でいたい」
(2018年5月3日/マリナーズ会長特別補佐に就任し、シーズン中は試合に出場しないことを発表したが「自らが実験台となり、人間の限界に触れてみたい」)

「一日帰るときはクタクタというのは目標でしたから」
(2018年9月30日/マリナーズ会長特別補佐就任後は試合に出場しなかったが、これまでと同様の練習をこなし続けた)
 
「昨年の5月からシーズン最後までの出来事はひょっとしたら誰もできないかもしれません」
(2019年3月21日/現役引退会見で、マリナーズ会長付特別補佐就任後も練習を続けた毎日を「ささやかな誇りを生んだ日々」と表現)

「団体競技なんですけど、個人競技なんですよ」
(2019年3月21日/現役引退会見で野球の面白さと厳しさを語る)

「同じ瞬間がない。必ずどの瞬間も違う」
(2019年3月21日/現役引退会見で「飽きがこない」野球の魅力を述べる)

「多分、明日もトレーニングはしています」
(2019年3月21日/現役引退会見で「ゆっくりしたい気持ちなんて全然ない」)

文●藤原彬
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『スラッガー』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。
 
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