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侍ジャパン

マー君、いざ東京五輪へ!侍ジャパンの理想の投手陣はこれだ〈SLUGGER〉

氏原英明

2021.02.04

 以下が勝利の方程式だ。シーズンが始まってからの調子によって変わってくるだろうが、現時点ではこの3人を選出したい。

クローザー   山本由伸(オリックス)
セットアッパー右 平良海馬(西武)
セットアッパー左 松井裕樹(楽天)

 本来なら、クローザー候補の一番手は山崎だが、昨季はシーズン中の不調から2軍降格を経験するなど、パフォーマンスがどの程度戻っているかは予測がつかない。そう考えると、本来は先発の3番手以内に入る能力がある山本を起用するべきだと考えた。

 実は、先発に山本を入れなかった理由は、メンタル的に戦えるリリーバーの人材が山本以外で見つけるとなると、なかなか、簡単ではなったからである。経験値では森唯斗(ソフトバンク)や増田達至(西武)、益田直也(ロッテ)など実績のある投手はいるが、彼らは長年の勤続疲労がありすぎる。ここは若い世代に託したい。

 もちろん、山本はチームでは先発要員のため、球団とのミーティングが必要だろう。五輪だけクローザーを受け入れてもらえるかどうかは本人の意思確認も含めて確認したい。

 セットアッパーは昨季の新人王で、リリーフでの9回ノーヒッターを達成した西武のホープ平良だ。まだプロデビューして2年。160キロのストレートは世界の舞台で見せたいボールの質だ。

 左のセットアッパーは人材が極めて少ないが、昨季途中からクローザー に返り咲き、今季はクローザーを務める松井がベストだろう。もし、山本をクローザー起用できない場合も、経験値から鑑みて、松井が務めるのがベストだと考える。
 
 また、レギュラーシーズン開幕後からのアクシデントも想定できる。
 このメンバーには入れなかったが、今季の開幕後の調子次第では割って入ってくる選手も少なくないだろう。その人材は以下の二人だ。

 先発   高橋光成(西武)
 リリーフ 田澤純一(未全)

 今季、エース、またはローテーションの格にならなければいけない投手が球界には数名いる。シーズン開幕から、それらの投手がどれほどのパフォーマンスを見せつけるかが注目されている。

 候補として目されるのが、西武・高橋光成、広島・森下暢人、日本ハム・上沢直之、阪神・高橋遥人ら。チームでエースの座を奪い取り、4本柱に割って入ることができるかが注目される。

 一方、リリーフ候補としては台湾の未全ドラゴンズに所属する田澤をあげた。2013年にワールドチャンピオンに輝いた右腕は昨季から日本球界復帰を目指していた。ドラフトでは指名されなかったが、N P Bに入団できなくても、侍J A P ANなら可能なはずだ。

これには田澤がチームで大活躍することが絶対条件だが、もし、力が証明されれば、日本の代表として是非とも見たい選手だ。このほかでは中川皓太(巨人)岩崎優(阪神)福(中日)らの動向も気になるところだ。

文●氏原英明

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