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プロ野球

【2021展望:オリックス】宮城、太田ら“若手強化指定選手”は結果を残せるか。2年目ジョーンズにも期待

藤原彬

2021.03.23

●テーブルセッターの出塁率向上
 積年の課題であるテーブルセッターの低出塁率は、昨季も解消されなかった。チーム全体で1、2番とも出塁率は3割を切り、得点数もリーグワーストと伸び悩んだ。

 オープン戦では、まず佐野皓大がアピール。昨季までのゴロを転がして足を生かすスタイルから一転、フライ打法が奏功して打率.300、OPS.932と結果を残し、「1番・センター」で開幕を迎える公算が高い。ただ、球をじっくり選ぶタイプではないので、出塁率でどれだけの数字を残せるかは未知数。粘り強い福田周平や安達了一らもうまく起用しながら、リーグ平均程度までは上向かせたい。

 以前から時折見られていた吉田正の2番起用にも注目したい。中軸の安定が前提になりそうだが、吉田正は4年連続で出塁率4割以上、打っても走者を進められる。うまくはまれば、チームのウィークポイントが強みへと転化するかもしれない。
 
【2021年のキーマン】
ジョーンズ

 得点力不足解決のためには、来日2年目を迎えるジョーンズの活躍もカギになる。昨季は大型契約に見合う成績を残せなかったが、オフの減量でシェイプアップされた姿で来日した今年は、オープン戦で一塁守備にも就くなど、意気込みを示している。打撃ではボール球の見極めをテーマに、投手によってアプローチも変えるとのことで、昨季とは違う姿が見られそうだ。

 大きな補強もなく、昨年のドラフトでも上位指名権をすべて高校生獲得に使ったチームにとって、現有戦力の底上げが重要になる。同じ助っ人打者では、ロメロの復帰は朗報でも故障がち。モヤも出場機会が増えれば本塁打を増やしそうだが、昨季は明確に左投手を苦手とした。今季も流動的になりそうな打線の中心に、メジャー通算282本塁打の強打者が座れば、得点力増に向けて筋道が立つ。

文●藤原彬

著者プロフィール
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『SLUGGER』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。ツイッターIDは@Struggler_AKIRA。

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