ちなみにガルビスは、最多勝とサイ・ヤング賞を各3回受賞している「あの」クレイトン・カーショウに滅法強く、通算16打数ですべて単打ながら8安打、打率.500を残している。
一方、遊撃守備はどうか。以前は少なくとも平均レベルは維持していて、18年には遊撃手リーグベストの守備率を記録してゴールドグラブのファイナリストに残ったこともある。ただ、その後は加齢とともに徐々に守備範囲が狭まっている。ここ数年のスタットキャストのデータによると、向かって左側(三塁側)の打球への守備範囲が平均を下回っていることが見て取れる。
このあたり、エチェバリアが今季再三見せていたようなスーパープレーを期待するのは難しいかもしれない。ただ、二塁では通算144試合でわずか4失策と安定。先ほども言及したように、今季は三塁や一塁でもプレーしており、過去には外野を守った経験もある。使い勝手はかなり良さそうだ。
今季のソフトバンクの二遊間は今宮健太、三森大貴、牧原大成、周東佑京らが主に務めたが、攻撃力という点ではかなり物足りなかった。その意味で、ギャルビスの獲得は理に適っている。基本は二塁で、今宮が故障などで離脱した場合は遊撃という起用法もできる。退団濃厚なデスパイネと比べ、打撃面で勝るのは難しいかもしれないが、チーム全体の戦力状況にはフィットしているのではないだろうか。
構成●SLUGGER編集部
一方、遊撃守備はどうか。以前は少なくとも平均レベルは維持していて、18年には遊撃手リーグベストの守備率を記録してゴールドグラブのファイナリストに残ったこともある。ただ、その後は加齢とともに徐々に守備範囲が狭まっている。ここ数年のスタットキャストのデータによると、向かって左側(三塁側)の打球への守備範囲が平均を下回っていることが見て取れる。
このあたり、エチェバリアが今季再三見せていたようなスーパープレーを期待するのは難しいかもしれない。ただ、二塁では通算144試合でわずか4失策と安定。先ほども言及したように、今季は三塁や一塁でもプレーしており、過去には外野を守った経験もある。使い勝手はかなり良さそうだ。
今季のソフトバンクの二遊間は今宮健太、三森大貴、牧原大成、周東佑京らが主に務めたが、攻撃力という点ではかなり物足りなかった。その意味で、ギャルビスの獲得は理に適っている。基本は二塁で、今宮が故障などで離脱した場合は遊撃という起用法もできる。退団濃厚なデスパイネと比べ、打撃面で勝るのは難しいかもしれないが、チーム全体の戦力状況にはフィットしているのではないだろうか。
構成●SLUGGER編集部