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大谷翔平の“影響力”は『今年の顔』テイラー・スウィフトと同じ!? 米敏腕代理人は破格金額に絶句「オオタニは成層圏に突入した」

THE DIGEST編集部

2023.12.11

 一方で、史上空前の大谷フィーバーに別の専門家は、世界的人気歌手との比較を挙げる。

「2023年の音楽業界で圧倒的な力を発揮したのは、テイラー・スウィフトだ。彼女のツアーは軒並み完売。そのツアーが映画化されると、全米の映画館には何百万人ものファンを呼び込んだ。NFLのスター選手であるトラビス・ケルシーとのロマンスも含め、ファンはソーシャルメディア上で彼女の一挙手一投足に夢中になっている」

 事実、テイラー・スウィフトは今年いくつもの「史上初」という記録を残している。彼女の『The Eras』ツアーは60公演で、435万枚のチケットを売り上げ、10億400万ドル(約1460億円)の興行成績を記録。これまでエルトン・ジョンが持っていた9億3910万ドルの興行成績を抜き、歴代トップに浮上した。

 さらに彼女の音楽の功績が評価され、現地12月6日には英文週刊ニュース誌『TIME』恒例の2023年「今年の顔」に、ミュージシャンとして初めて選ばれるほど、いま最も勢いのある人気歌手である。
 
 記事内では「オオタニはスウィフトと同じタイプのスーパースターである可能性がある。彼のFA騒動は、SNSを中心にネット上での憶測やヒステリーを引き起こし、ファンは自家用飛行機の動きや目撃情報とされるものを必死に追跡し、どの球団が彼を獲得するのかを確認しようとした」と記し、移籍決定前にトロント入り誤報が飛び出すなど、過去にないほどの異例な去就騒動を振り返った。

 続けて、「アスリートの中では、オオタニはかなりリスクが低いという事実もある。彼はこれまでのキャリアの中で悪評になるようなトラブルはなく、どんな広告主も満足できるクリーンなイメージを作り出している」と説明。グラウンド外でのグッズ収入やスポンサー、広告宣伝費などの経済効果やドジャースの莫大な見返りについて補足した。

 もはやアスリート以上の存在だと称されている大谷。メジャー7年目を迎える来シーズン、野球界のスターは名門球団でどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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