▼15位:浦田俊輔[遊撃手・九州産業大](前回順位:19位)
(うらた・しゅんすけ/右投左打/長崎海星)
九州の大学球界を代表する三拍子揃ったショート。軽快なフットワークと巧みなハンドリング、さらにスローイングの強さも備えた守備は既にプロの一軍レベルにある。少し暴走気味のプレーもあるが、抜群の脚力で盗塁も多い。課題だった打撃のパワーも確実にアップしており、6月の大学選手権では初戦で3安打の大活躍を見せた。
タイプ診断:#スピードスター #堅守のショート
将来像:川崎宗則(元ソフトバンクなど)
▼14位:麦谷祐介[外野手・富士大](前回順位:21位)
(むぎたに・ゆうすけ/右投左打/大崎中央高)
地方大学で注目を集めている強打の外野手。昨年は大学選手権で下村海翔(青山学院大→阪神1位)、明治神宮大会で常広羽也斗(青山学院大→広島1位)からともにホームランを放つなど大活躍を見せた。センターから見せる強肩も大きな魅力で、外野手としての総合力の高さは大学全体でもトップクラスだ。
タイプ診断:#強打の外野手 #ドラ1キラー
将来像:丸佳浩(巨人)
▼13位:村上泰斗[投手・神戸弘陵高校](前回順位:20位)
(むらかみ・たいと/右投右打)
関西では今朝丸裕喜(報徳学園)に次ぐ存在と言われる本格派右腕。中学時代は捕手で、投手に専念したのは高校入学後だが、2年春には150キロを超えるなど急成長を遂げた。昨年までは安定感に乏しかったが、今年は制球力と変化球も大きく向上。フォームの雰囲気は高校時代の山本由伸と重なり、プロでも更なる成長が期待できるだろう。
タイプ診断:#フォームのバランス◎ #150キロ右腕
将来像:山本由伸(ドジャース) ▼12位:佐々木泰[三塁手・青山学院大](前回順位:12位)
(ささき・たい/右投右打/県岐阜商)
県岐阜商でも3年時の甲子園交流試合で一発を放って注目を集めた強打の三塁手。青山学院大でも1年春にいきなり4本塁打を放って、神宮を沸かせた。2年からは厳しいマークにも苦しみ、調子の波は目立つものの、強烈に引っ張る打撃は大きな魅力。今年春もリーグ戦では苦しみながら、大学選手権では2本塁打を放つ活躍でMVPにも輝いた。
タイプ診断:#強打のサード #スーパー1年生
将来像:松田宣浩(元ソフトバンク・巨人)
▼11位:篠木健太郎[投手・法政大](前回順位:12位)
(しのぎ・けんたろう/右投左打/木更津総合高)
今年の東京六大学を代表する本格派右腕。高校時代に比べて躍動感が明らかに上がり、ストレートも常時150キロを超えるまでにアップした。持ち味だった制球が課題となっていたが、今年は少しスピードを抑えて安定感も増している。ポテンシャルの高さは誰もが認めるところだけに、成績以上にプロからの評価は高そうだ。
タイプ診断:#神宮の星 #躍動感◎
将来像:今井達也(西武)
文●西尾典文
【著者プロフィール】
にしお・のりふみ。1979年、愛知県生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。アマチュア野球を中心に年間400試合以上を取材。2017年からはスカイAのドラフト中継で解説も務め、noteでの「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも多くの選手やデータを発信している。
▼32位:石伊雄太[捕手・日本生命](前回順位:37位)
(いしい・ゆうた/右投右打/近大高専→近大工学部)
大学時代から強肩が鳴り響いていた守備型の捕手。名門の日本生命でも1年目から不動の正捕手となり、今年も都市対抗出場に大きく貢献した。課題の打撃も年々力強くなっており、しぶとさも出てきた。守備はプロでもすぐ通用するレベルなだけに、狙っている球団も多いだろう。
タイプ診断:ディフェンスタイプ
▼31位:柳舘憲吾[三塁手・国学院大](前回順位:32位)
(やなぎだて・けんご/右投左打/日大三高)
今年の東都一部を代表する強打の三塁手。力のある野手が揃うチームの中で1年秋から定位置をつかみ、昨年春は首位打者も獲得した。サードの守備もフットワーク、スローイングともに高レベルだ。大学日本代表にも選ばれ、国際大会でも攻守にわたる活躍を見せた。
タイプ診断:#強打のサード
文●西尾典文
【著者プロフィール】
にしお・のりふみ。1979年、愛知県生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。アマチュア野球を中心に年間400試合以上を取材。2017年からはスカイAのドラフト中継で解説も務め、noteでの「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも多くの選手やデータを発信している。
【記事】【2024ドラフト候補ランキング最終版|21~30位】NTT東日本・野口ら実力者が登場する一方で圏外から一気にジャンプアップした猛者が<SLUGGER>
【記事】【2024ドラフト候補ランキング最終版|31~40位】広陵・高尾、神村学園・正林と甲子園を沸かせた好素材の高校生がランクイン<SLUGGER>
(うらた・しゅんすけ/右投左打/長崎海星)
九州の大学球界を代表する三拍子揃ったショート。軽快なフットワークと巧みなハンドリング、さらにスローイングの強さも備えた守備は既にプロの一軍レベルにある。少し暴走気味のプレーもあるが、抜群の脚力で盗塁も多い。課題だった打撃のパワーも確実にアップしており、6月の大学選手権では初戦で3安打の大活躍を見せた。
タイプ診断:#スピードスター #堅守のショート
将来像:川崎宗則(元ソフトバンクなど)
▼14位:麦谷祐介[外野手・富士大](前回順位:21位)
(むぎたに・ゆうすけ/右投左打/大崎中央高)
地方大学で注目を集めている強打の外野手。昨年は大学選手権で下村海翔(青山学院大→阪神1位)、明治神宮大会で常広羽也斗(青山学院大→広島1位)からともにホームランを放つなど大活躍を見せた。センターから見せる強肩も大きな魅力で、外野手としての総合力の高さは大学全体でもトップクラスだ。
タイプ診断:#強打の外野手 #ドラ1キラー
将来像:丸佳浩(巨人)
▼13位:村上泰斗[投手・神戸弘陵高校](前回順位:20位)
(むらかみ・たいと/右投右打)
関西では今朝丸裕喜(報徳学園)に次ぐ存在と言われる本格派右腕。中学時代は捕手で、投手に専念したのは高校入学後だが、2年春には150キロを超えるなど急成長を遂げた。昨年までは安定感に乏しかったが、今年は制球力と変化球も大きく向上。フォームの雰囲気は高校時代の山本由伸と重なり、プロでも更なる成長が期待できるだろう。
タイプ診断:#フォームのバランス◎ #150キロ右腕
将来像:山本由伸(ドジャース) ▼12位:佐々木泰[三塁手・青山学院大](前回順位:12位)
(ささき・たい/右投右打/県岐阜商)
県岐阜商でも3年時の甲子園交流試合で一発を放って注目を集めた強打の三塁手。青山学院大でも1年春にいきなり4本塁打を放って、神宮を沸かせた。2年からは厳しいマークにも苦しみ、調子の波は目立つものの、強烈に引っ張る打撃は大きな魅力。今年春もリーグ戦では苦しみながら、大学選手権では2本塁打を放つ活躍でMVPにも輝いた。
タイプ診断:#強打のサード #スーパー1年生
将来像:松田宣浩(元ソフトバンク・巨人)
▼11位:篠木健太郎[投手・法政大](前回順位:12位)
(しのぎ・けんたろう/右投左打/木更津総合高)
今年の東京六大学を代表する本格派右腕。高校時代に比べて躍動感が明らかに上がり、ストレートも常時150キロを超えるまでにアップした。持ち味だった制球が課題となっていたが、今年は少しスピードを抑えて安定感も増している。ポテンシャルの高さは誰もが認めるところだけに、成績以上にプロからの評価は高そうだ。
タイプ診断:#神宮の星 #躍動感◎
将来像:今井達也(西武)
文●西尾典文
【著者プロフィール】
にしお・のりふみ。1979年、愛知県生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。アマチュア野球を中心に年間400試合以上を取材。2017年からはスカイAのドラフト中継で解説も務め、noteでの「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも多くの選手やデータを発信している。
▼32位:石伊雄太[捕手・日本生命](前回順位:37位)
(いしい・ゆうた/右投右打/近大高専→近大工学部)
大学時代から強肩が鳴り響いていた守備型の捕手。名門の日本生命でも1年目から不動の正捕手となり、今年も都市対抗出場に大きく貢献した。課題の打撃も年々力強くなっており、しぶとさも出てきた。守備はプロでもすぐ通用するレベルなだけに、狙っている球団も多いだろう。
タイプ診断:ディフェンスタイプ
▼31位:柳舘憲吾[三塁手・国学院大](前回順位:32位)
(やなぎだて・けんご/右投左打/日大三高)
今年の東都一部を代表する強打の三塁手。力のある野手が揃うチームの中で1年秋から定位置をつかみ、昨年春は首位打者も獲得した。サードの守備もフットワーク、スローイングともに高レベルだ。大学日本代表にも選ばれ、国際大会でも攻守にわたる活躍を見せた。
タイプ診断:#強打のサード
文●西尾典文
【著者プロフィール】
にしお・のりふみ。1979年、愛知県生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。アマチュア野球を中心に年間400試合以上を取材。2017年からはスカイAのドラフト中継で解説も務め、noteでの「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも多くの選手やデータを発信している。
【記事】【2024ドラフト候補ランキング最終版|21~30位】NTT東日本・野口ら実力者が登場する一方で圏外から一気にジャンプアップした猛者が<SLUGGER>
【記事】【2024ドラフト候補ランキング最終版|31~40位】広陵・高尾、神村学園・正林と甲子園を沸かせた好素材の高校生がランクイン<SLUGGER>
関連記事
- 【2024ドラフト候補ランキング最終版|21~30位】NTT東日本・野口ら実力者が登場する一方で圏外から一気にジャンプアップした猛者が<SLUGGER>
- 【2024ドラフト候補ランキング最終版|31~40位】広陵・高尾、神村学園・正林と甲子園を沸かせた好素材の高校生がランクイン<SLUGGER>
- 【2024ドラフト候補ランキング最終版|41~50位】富士大の豪腕クローザーに加えて沖縄の新興勢力高に現れた強肩捕手が登場<SLUGGER>
- 【ドラフトで中日が狙うべき選手】主力流出が濃厚の投手陣底上げが最大の優先課題。スケールの大きな高校生スラッガーも指名したい<SLUGGER>
- 話題性ではNo.1でもドラフト支配下指名は絶望的? 偉大な父を持つ慶応大・清原正吾の「本当の評価」<SLUGGER>