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侍ジャパン

「感動して泣きそうだった」”びしょ濡れ”台湾チアが激白した侍ジャパン雨中の激闘。現地紙、井端監督も東京ドームでの頂上決戦を願う/現地発【プレミア12】

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2024.11.19

現地の新聞は侍Jの活躍を大きく取り上げた。(C)THE DIGEST

現地の新聞は侍Jの活躍を大きく取り上げた。(C)THE DIGEST

 翌日の現地メディアでは、日本のギリギリでの勝利を熱く報道していた。台湾の大衆紙『自由時報』は「藤平尚真の活躍は、日本が決勝ラウンドへの切符を獲得しただけでなく、台湾に”アシスト”を与え、そのあと台湾がオーストラリアを破り、台湾と日本が力を合わせてベスト4に進出した」と両国のスーパーラウンド進出決定を伝えた。同じく日刊紙『中国時報』は台湾の勝利を大きく取り上げつつ、日本の僅差での勝利を写真付きで報じている。

 キューバ戦、そしてドミニカ共和国戦の一塁側ステージ上でパフォーマンスをしていた台湾チアの各務礼美奈(カガミ・レミナ)さんによると、「日本は絶対に負けるはずはないと思いました。ガンバレ!ガンバレ!って応援してました」と笑顔で振り返った。試合後、台北ドームで日本が勝利した瞬間の写真をインスタグラムで見たときには、「もう感動して泣きそうになりました」と興奮気味に明かしてくれた。
 
 侍ジャパンは台湾とともに、グループAを勝ち抜いたベネズエラ(1位)と米国(2位)を加えた上位4か国が21日から舞台を東京ドームに移し、総当たり戦のスーパーラウンドを行ない、世界一を争う。台湾から同ラウンドでの再戦を熱望されている井端監督は、「当然スーパーラウンドの3試合目に対戦しますし、お互い連勝して決勝でというところは、私も望んでいるところです。お互い決勝の舞台でやれたらいいなと思います」と胸を高鳴らせた。

 昨年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)以降から野球を通じて友好関係が続く日本と台湾。強豪揃いのラウンドで、もしファイナルで両国の対戦が実現したとき今度はどんな化学変化が起きるのか。興味は尽きない。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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