――話は変わりますが、打ちにくい投手や相性のいい投手はいますか。
アメリカでは(対戦する投手が)毎回違うので、わからないですね。全部いいピッチャーです。
――ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズはどうですか。
いいピッチャーですよ。燃えますよね。ああいうピッチャーとやると楽しくて。こいつから打ちたいというか、絶対打ってやろうという気持ちになるので。
どんどん、次から次にとんでもない選手が入ってくるので、僕もこのままじゃいけないと思いますし。そこがやっぱり、アメリカに行ってよかったなというところですね。
――シーズンの数字的な目標は立てないのでしょうか。
立てるようにしています。
――もしよろしければ。
言わないですね(笑)。僕のなかでは、しっかり明確にしてあるんですけど。
何も決めないで入ると、先が見えなくなることがあるので、立てているのですが、そんなに重要視はしていないというか。
自分のここが悪いあそこが悪いというのが強くなりすぎると試合にならなくなるので、そういった時は目標の数字を見て、打ち方がどうではなく、目標までヒット何本とかにフォーカスして、がむしゃらに行くということも大切かなと思っているので、そういった意味で目標を立ててやっています。
――WBCやオリンピックに出たいという思いは。
そうですね。出たいことは出たいですけど。メジャーの球団に、ある意味、商品として買ってもらっているので、そっちがおろそかになるのは僕は嫌なので、しっかりアメリカで成績を出したなかで呼んでもらえるのであれば、有り難いと思います。成績が出ていないのに、メジャーだからと呼ばれるのは嫌です。アメリカの球団も結果を出していれば(出場しても)いいよとなると思いますし、どっちもが認めてくれるような数値を出していれば、行きたいなと思います。
――最後に、噂が出ているトレードについて。エージェンシーから話はないのでしょうか。
そうですね。今のところ、話はないですね。アメリカではメディアがいろんなことを言うので、僕はそれに慣れていますし、正直なるようにしかならない、というか。決まってしまったら、行くしかないですし。
――トレード拒否権は使わないのですか。
それは、話を聞いてですよね。あとは、家族とも話し合わないといけないですし。だから、そこは言われてみてからだと思います。今はそういう話があるわけではないので、わからないですけど。
――トレードの可能性は低いのではないでしょうか。
どうなんですかね。チームも勝つためにいろいろ考えていると思うので、例えば球団が要らないと思っているのであれば、その選手自身が「移籍しない」と言っても試合に出してもらえるのかわからない、ということもあり得ますよね。個人的には今はまったく話が出ていませんが、話があれば代理人と話し合って決めることかなと思います。
取材・文●宇根夏樹
【著者プロフィール】
うね・なつき/1968年生まれ。三重県出身。『スラッガー』元編集長。現在はフリーライターとして『スラッガー』やYahoo! 個人ニュースなどに寄稿。著書に『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。
【記事】「トレードでの鈴木誠也の獲得を真剣に検討するべき」フィリーズ専門メディアが力説「30歳にもかかわらず、数字は上昇傾向にある」
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【記事】ド軍、外野陣はもう十分!? T・ヘルナンデスは「ナ・リーグ球団と3年6600万ドルで契約する見込み」と米報道
アメリカでは(対戦する投手が)毎回違うので、わからないですね。全部いいピッチャーです。
――ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズはどうですか。
いいピッチャーですよ。燃えますよね。ああいうピッチャーとやると楽しくて。こいつから打ちたいというか、絶対打ってやろうという気持ちになるので。
どんどん、次から次にとんでもない選手が入ってくるので、僕もこのままじゃいけないと思いますし。そこがやっぱり、アメリカに行ってよかったなというところですね。
――シーズンの数字的な目標は立てないのでしょうか。
立てるようにしています。
――もしよろしければ。
言わないですね(笑)。僕のなかでは、しっかり明確にしてあるんですけど。
何も決めないで入ると、先が見えなくなることがあるので、立てているのですが、そんなに重要視はしていないというか。
自分のここが悪いあそこが悪いというのが強くなりすぎると試合にならなくなるので、そういった時は目標の数字を見て、打ち方がどうではなく、目標までヒット何本とかにフォーカスして、がむしゃらに行くということも大切かなと思っているので、そういった意味で目標を立ててやっています。
――WBCやオリンピックに出たいという思いは。
そうですね。出たいことは出たいですけど。メジャーの球団に、ある意味、商品として買ってもらっているので、そっちがおろそかになるのは僕は嫌なので、しっかりアメリカで成績を出したなかで呼んでもらえるのであれば、有り難いと思います。成績が出ていないのに、メジャーだからと呼ばれるのは嫌です。アメリカの球団も結果を出していれば(出場しても)いいよとなると思いますし、どっちもが認めてくれるような数値を出していれば、行きたいなと思います。
――最後に、噂が出ているトレードについて。エージェンシーから話はないのでしょうか。
そうですね。今のところ、話はないですね。アメリカではメディアがいろんなことを言うので、僕はそれに慣れていますし、正直なるようにしかならない、というか。決まってしまったら、行くしかないですし。
――トレード拒否権は使わないのですか。
それは、話を聞いてですよね。あとは、家族とも話し合わないといけないですし。だから、そこは言われてみてからだと思います。今はそういう話があるわけではないので、わからないですけど。
――トレードの可能性は低いのではないでしょうか。
どうなんですかね。チームも勝つためにいろいろ考えていると思うので、例えば球団が要らないと思っているのであれば、その選手自身が「移籍しない」と言っても試合に出してもらえるのかわからない、ということもあり得ますよね。個人的には今はまったく話が出ていませんが、話があれば代理人と話し合って決めることかなと思います。
取材・文●宇根夏樹
【著者プロフィール】
うね・なつき/1968年生まれ。三重県出身。『スラッガー』元編集長。現在はフリーライターとして『スラッガー』やYahoo! 個人ニュースなどに寄稿。著書に『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。
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