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MLB

【DeNA】「本当にこの2人は面白い」入来コーチも大きな期待! “高卒育成コンビ”堀岡隼人&宮城滝太が描く下剋上ストーリー

萩原孝弘

2025.02.23

18年に育成1位でDeNAに入団した宮城。堀岡とともに中継ぎの一角に食い込みたい。写真:萩原孝弘

18年に育成1位でDeNAに入団した宮城。堀岡とともに中継ぎの一角に食い込みたい。写真:萩原孝弘

☆再浮上を狙う宮城

 一方の宮城は23年にお立ち台に上がるなど順調にステップアップ。「若い高卒のピッチャーがなかなか出てこないベイスターズの中でチャンスを掴んで、先頭に立とうっていう強い気持ち」でキャンプイン。しかしシーズン前に右足の肉離れを発症し「身体のバランスが崩れ、走れないし、足動かないし。治ってからもピッチングでなかなか自分の思うように体をコントロールできなくてスピードも落ちるし。シーズン終わってみたら、今年1年何したんだろうって感じの1年でしたね」と唇を噛む。
 

 捲土重来を目指し、オフは「新しいことをしないといけないと思って。1年間継続できるっていうものをテーマにやってますね。例年はオフシーズンにトレーニングをやっても、シーズンに入るとオフシーズンのようにできないみたいな感じだったんで、シンプルに続けられることをやってます。今までで一番やりましたよ」と足元から固めた。キャンプでは「楽しく投げられていますよ。80%の力感で100%のボールが行くイメージでやっていて、トレーニングの成果も出て、身体の連動性もいい感じです」と笑顔を弾ませた。

 ブルペンに新風を吹かせる存在を目指す両右腕。今季のポジションに堀岡は「中継ぎのいいところで投げるのが目標です。1回や2回ではなく、投げ続けたいですね」とチームの勝利に直結する、痺れるケースでの登板増加を視野に入れる。

 宮城は「いろんな場面で起用できるのが自分の強みだと思ってます。ずっとそのポジションやっていた上茶谷(大河)さんの場所を、しっかり継いでいきたいなって思います」とゲームを整える役目に活路を見出す。

 年末年始も市内でともに身体を動かし、その後は“チーム康晃”でハードトレーニングを積んだ高卒育成コンビ。「最後は強い気持ちと根性」と声を揃える剛球右腕たちが、横浜のブルペンに旋風を巻き起こす。

取材・文●萩原孝弘
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