専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

「また日本人選手がトロントを恐怖に陥れた!」八村塁の劇的弾で、地元ファンに蘇る“山本由伸のトラウマ”「恨みでもあるのか?」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.12.05

八村(右)と山本(左)、2人のLA球団所属の日本人選手がトロントを恐怖に陥れた。(C)Getty Images

八村(右)と山本(左)、2人のLA球団所属の日本人選手がトロントを恐怖に陥れた。(C)Getty Images

 現地時間12月4日(日本時間5日)にスコシアバンク・アリーナ(オンタリオ州トロント)で行なわれたロサンゼルス・レイカーズとトロント・ラプターズの一戦は、試合終了のブザーとともに八村塁が決勝3ポイントを突き刺し、123-120でレイカーズが大激戦を制した。

 120-120の同点で迎えた試合時間残り数秒、外せば延長突入という状況下で、八村が放った3ポイントは綺麗な弧を描いてリングの中へ。チームを勝利に導いた劇的なブザービーターに、日本中のバスケファンが歓喜したのは言うまでもない。

 一方、落胆の色を隠せないのが、ホームゲームでつらい敗北を味わったラプターズの地元ファンだ。しかもこれは、トロントのスポーツファンにとってはただの敗戦ではない。彼らはこの1か月強で、2度も“ロサンゼルスのチームの”“日本人選手に”“あと一歩のところで勝利をさらわれる”という苦い経験を味わわされたのだ。

 10月末~11月頭にかけて行なわれた今年のMLBワールドシリーズ、トロント・ブルージェイズはロサンゼルス・ドジャースと対戦した。3勝2敗と先に王手をかけて迎えた第6戦、山本由伸に6回1失点の好投を許し1-3で敗れると、第7戦も9回表に同点に追いつかれ、その裏の途中から登板した山本に2回2/3を無失点に抑え込まれた末に敗北。
 
 結局、山本にこのシリーズで3勝を献上し、32年ぶりの栄冠を寸前で逃してしまった。

 それから約1か月、その傷が癒えないうちにまたもLA球団の日本人選手に苦杯を喫したことで、SNSでは次のような投稿が散見された。

「また日本人選手がトロントのファンの心を壊した!」
「日本人がトロントのチームを終わらせるゲーム。どこかで見たことあるな」
「『負けは選択肢にない』トロントは日本人を獲得すべきだ」
「LAの日本人アスリートはトロントに恨みでもあるのか?」
「ヨシノブ・ヤマモトとルイ・ハチムラの共通点?ともに日本人であり、トロントの地でトロントのチームを恐怖に陥れたことだ」

 トロントのスポーツファンの間で、日本人アスリートはトラウマになりつつあるのかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部

【画像】名門レイカーズでレブロン、ドンチッチと共演!NBAのスーパースターたちと渡り合う八村塁を特集!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    11月10日(月)発売

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    12月4日(木)発売

    定価:980円 (税込)
  • smash

    11月20日(木)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    10月16日(木)発売

    定価:1650円 (税込)
  • slugger

    11月25日(火)発売

    定価:1100円 (税込)