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NBA

キャリア同時点の「レブロンより得点を取り、オラジュワンより多くのブロックを記録」。ウェンバンヤマの“怪物”ぶりを示す驚愕データ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.11.04

3年目にしてMVP候補に躍り出たウェンバンヤマ。まだ21歳とその才能は天井知らずだ。(C)Getty Images

3年目にしてMVP候補に躍り出たウェンバンヤマ。まだ21歳とその才能は天井知らずだ。(C)Getty Images

 開幕から約2週間が経過したNBA。ここまで良い意味で予想を裏切り、リーグの主役に躍り出ているのが、サンアントニオ・スパーズのヴィクター・ウェンバンヤマだろう。

 フランス出身の21歳は、2年目の昨季の時点でオールスター出場、2度のブロック王のタイトル獲得と申し分ない成績を収めていたが、今季はMVP候補にも挙がる活躍を披露。チームも球団初の開幕5連勝を飾り、現地11月3日時点でウエスタン・カンファレンス2位(5勝1敗)に位置している。

 ウェンバンヤマは今季6試合で、平均26.7点(リーグ11位)、13.7リバウンド(同2位)、3.2アシストを記録。得点とリバウンドはキャリアハイのペースで、平均4.67ブロックは2位に平均2本以上差をつけてリーグ断トツの数字だ。

 そんな新時代の怪物に関して、現地メディア『Basketball Forever』のある投稿が注目を集めた。

 それは、NBAデビューから120試合終了時点で、ウェンバンヤマは「レブロン・ジェームズより得点を取り、カール・マローンよりリバウンドを奪い、ステフィン・カリーより3ポイントを決め、アキーム・オラジュワンよりも多くのブロックを記録」しているというものだ。
 
 1年目に71試合、2年目に46試合出場したウェンバンヤマは、今季3試合目に通算120試合に到達。その時点での通算成績は、2738得点、1301リバウンド、3ポイント成功274本、448ブロックとなっている。

 それぞれの比較対象と比べると、レブロンは同時点で2680得点、マローンは1104リバウンド、カリーは3ポイント242本、オラジュワンは353ブロックで、いずれも“ウェンビー”に軍配が上がっている。

 レブロンとカリーは言わずもがな、それぞれの部門で歴代最多を誇る現役のトップスターで、マローンはキャリア通算のリバウンド数で歴代7位(1万4968本)、オラジュワンは通算ブロック数でNBA記録(3830本)を保持するレジェンドだ。

 つまり、ウェンバンヤマは現段階で、各分野のスペシャリストのデビュー当初の記録を軒並み上回っているというわけだ。

 もっとも、3ポイントに関しては、今季は試投数を意図的に減らしており(昨季の平均8.8本→3.5本)、それがペイントエリアでの支配力アップにつながっている。

 過去に類を見ないプレースタイルから“エイリアン”、“ユニコーン”といった異名を持つウェンバンヤマだが、その才能の天井はまだ見えない。選手としての完成形はどんな姿なのか、今後のさらなる飛躍が楽しみだ。

構成●ダンクシュート編集部

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