オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)は昨季、自身初のシーズンMVPとファイナルMVPを受賞したほか、オールNBA1stチーム選出、リーグ優勝とキャリア最高のシーズンを過ごした。
しかし、元NBA選手のギルバート・アリナス(元ワシントン・ウィザーズほか)は、ルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)の方が上だと主張している。
現在のリーグにおいて最強のガードは誰か。その有力候補は27歳のSGAと、26歳のドンチッチだろう。とりわけ、昨季のSGAは優勝やMVP受賞に加え、平均32.7点で7年目にして初の得点王に輝き、さらに名を上げた。
しかし、アリナスは自身がホストを務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』で、「もし2人のキャリアが今ここで止まったとしても、ルカはおそらくシェイより上にいるだろう。昨年はシェイが上を行ったが、2人は同世代。一方(ドンチッチ)はオールNBA1stチームに5回選出されている」とドンチッチ派の姿勢を示した。
昨季のドンチッチは故障や移籍もあって50試合の出場にとどまりアウォード対象外となったが、2019-20シーズンから5年連続でオールNBA1stチームに選出されている。
出演者のニック・ヤング(元レイカーズほか)は、SGAがドンチッチよりも先にMVPとリーグタイトルを獲得した点をアピールしたが、アリナスは単に“差を縮めただけ”だと主張した。
「彼は(ドンチッチに)追いつくために全力を尽くした。それほど遅れを取っていたんだ。シェイはオールNBA(1stチーム)に3回選出されている。でも、ドンチッチは5年連続でそのポジションにおいて1番の選手に選ばれている。1年での評価か、全キャリアを通じての評価かということだ」
同じく出演者のラシャード・マキャンツ(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)は、「昨季の活躍でシェイはルカと同等になった。しかし、ルカはMVPも優勝も手にしていない。それでもなお、ルカの方が上なのか?」と反論し、ヤングも「シェイがナンバーワンだ」と続いた。
ここまで平均33.2点、5.2リバウンド、6.0アシストをあげているSGAと、平均37.1点、9.4リバウンド、9.1アシストの好成績を残しているドンチッチ。元選手の間でも意見は分かれるなか、現地11月12日(日本時間13日)にオクラホマシティで行なわれる今季初対決は、大きな注目を集めることになりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
NBA8年ぶりの連覇を狙うサンダーのSGAが語る“成功の秘訣”「勝とうが負けようが、とにかく成長を目指す」<DUNKSHOOT>
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しかし、アリナスは自身がホストを務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』で、「もし2人のキャリアが今ここで止まったとしても、ルカはおそらくシェイより上にいるだろう。昨年はシェイが上を行ったが、2人は同世代。一方(ドンチッチ)はオールNBA1stチームに5回選出されている」とドンチッチ派の姿勢を示した。
昨季のドンチッチは故障や移籍もあって50試合の出場にとどまりアウォード対象外となったが、2019-20シーズンから5年連続でオールNBA1stチームに選出されている。
出演者のニック・ヤング(元レイカーズほか)は、SGAがドンチッチよりも先にMVPとリーグタイトルを獲得した点をアピールしたが、アリナスは単に“差を縮めただけ”だと主張した。
「彼は(ドンチッチに)追いつくために全力を尽くした。それほど遅れを取っていたんだ。シェイはオールNBA(1stチーム)に3回選出されている。でも、ドンチッチは5年連続でそのポジションにおいて1番の選手に選ばれている。1年での評価か、全キャリアを通じての評価かということだ」
同じく出演者のラシャード・マキャンツ(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)は、「昨季の活躍でシェイはルカと同等になった。しかし、ルカはMVPも優勝も手にしていない。それでもなお、ルカの方が上なのか?」と反論し、ヤングも「シェイがナンバーワンだ」と続いた。
ここまで平均33.2点、5.2リバウンド、6.0アシストをあげているSGAと、平均37.1点、9.4リバウンド、9.1アシストの好成績を残しているドンチッチ。元選手の間でも意見は分かれるなか、現地11月12日(日本時間13日)にオクラホマシティで行なわれる今季初対決は、大きな注目を集めることになりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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