サンアントニオ・スパーズは今季、フランチャイズ史上初となる開幕5連勝を飾るなど、開幕10試合でウエスタン・カンファレンス2位タイの8勝2敗の好スタートを切った。
攻守でチームを牽引するのは、キャリア3年目の21歳のヴィクター・ウェンバンヤマだ。平均25.7点(リーグ12位)、12.8リバウンド(同2位)、3.4アシスト、1.2スティール、3.9ブロック(同1位)、フィールドゴール成功率50.6%と好成績を残している。
また、現地時間11月10日(日本時間11日)のシカゴ・ブルズ戦では、6本の3ポイントを含む38得点、12リバウンド、5アシスト、5ブロックをマーク。NBAでブロックが正式記録となった1973-74シーズン以降、「35得点-10リバウンド―5アシスト―5ブロック―3ポイント5本」以上を達成した史上初の選手となった。
しかし、元NBA選手のギルバート・アリナス(元ワシントン・ウィザーズほか)は、自身がホストを務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』で、目覚ましい成長を遂げているウェンバンヤマは自身の武器を最大限に活かせていないと指摘した。
「彼は相手が自分を止める術を知らない。自ら止まっているんだ。誰よりも背が高いというアドバンテージを理解していない。ボールを持つと、いつもしゃがんでから動き出す。他の選手はみんな彼より(背が)低いのにね」
ウェンバンヤマは身長224cmの長身ながら、昨季の3ポイント試投数は8.8本(成功率35.2%)と外角からのシュートが多かった。今季は4.3本に半減している(成功率32.6%)が、高さのアドバンテージをもっと使うべきだとアリナスは説く。
「まるでガードになりたくてたまらないみたいに、あのモードに入ってしまうんだ。ターンして顔を上げ、そこからシュートを打て! 誰も彼をブロックできないんだから。次の夏、ダーク(ノビツキー/元ダラス・マーベリックス)の元へ行き、高さの活かし方を学んで、(片足ジャンプ)シュートを決めろ。次に必要なのはそれだけだ」
スパーズに今季初黒星をつけたフェニックス・サンズは、ダブルチームなど激しいディフェンスでウェンバンヤマを封じた。今後、各チームがスカウティングを強化する中で、スパーズの若きエースがそれをどう乗り越えるかに注目が集まる。
構成●ダンクシュート編集部
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攻守でチームを牽引するのは、キャリア3年目の21歳のヴィクター・ウェンバンヤマだ。平均25.7点(リーグ12位)、12.8リバウンド(同2位)、3.4アシスト、1.2スティール、3.9ブロック(同1位)、フィールドゴール成功率50.6%と好成績を残している。
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「彼は相手が自分を止める術を知らない。自ら止まっているんだ。誰よりも背が高いというアドバンテージを理解していない。ボールを持つと、いつもしゃがんでから動き出す。他の選手はみんな彼より(背が)低いのにね」
ウェンバンヤマは身長224cmの長身ながら、昨季の3ポイント試投数は8.8本(成功率35.2%)と外角からのシュートが多かった。今季は4.3本に半減している(成功率32.6%)が、高さのアドバンテージをもっと使うべきだとアリナスは説く。
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