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自身を追い出したハリソンGMの解雇にドンチッチの胸中は?明言を避けつつ「今はレイカーズに集中」マブズ復帰の可能性は…<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.11.13

ドンチッチがハリソンGMの解雇について、明言を避けつつ語った。(C)Getty Images

ドンチッチがハリソンGMの解雇について、明言を避けつつ語った。(C)Getty Images

 現地時間11月11日(日本時間12日、日付は以下同)、ダラス・マーベリックスはGM(ゼネラルマネージャー)のニコ・ハリソンを解雇した。

 ハリソンは2021年6月にマブズのGMに就任すると、効果的な補強でロスターを強化。2024年にはチームがNBAファイナルに進出する礎を築いた。

 しかし2025年2月、生え抜きのスーパースターでフランチャイズの顔だったルカ・ドンチッチをロサンゼルス・レイカーズに放出するという、誰もが首を傾げたくなるようなトレードを敢行。この一件ですべての地元ファンを敵に回した上、今季成績もウエスタン・カンファレンス14位の3勝9敗(勝率25.0%)と低迷していることもあって、その責任を取らされる形で解任となった。

 この一報を受け、トレードされた張本人のドンチッチは何を思ったのか。12日のオクラホマシティ・サンダー戦後、昨季王者に最大37点差をつけられる屈辱の大敗を喫した後の会見で、胸の内を明かした。

「ダラスという街、ファン、そして仲間たちは、いつまでも僕の心の中で特別な存在としてあり続けるだろう。永遠にそこにいると思っていたけど、そうはならなかった。だからこそ、あそこは永遠に特別な場所なんだ。これからも故郷だと言い続けるつもりさ。

 でも今は、レイカーズでのプレーに集中し、前に進もうとしている。もちろん、心の一部は常にダラスに残るだろう。ただ、今は前に進み、ここでやるべきことに集中しているんだ」
 
 ハリソンへの明言は避けつつ、NBA入りから6年半を過ごした古巣への強い想いを語ったドンチッチ。

 では、自身を追い出した首謀者がいなくなった今、愛するダラスへ戻る選択肢はあるのか。そう質問が及ぶと「今はレイカーズでのプレーに集中している。これ以上コメントすることはないね」と、当然ながら言葉を濁すにとどまった。

 レイカーズの次戦は中1日空いて14日、敵地スムージーキング・センターでニューオリンズ・ペリカンズとの対戦が組まれている。自身のトレードを主導したハリソンの解任、そして王者サンダーとの圧倒的な実力差など、ドンチッチに胸中にはこの数日間で様々な思いが去来しているだろうが、気持ちを切り替え目の前の一戦をしっかり勝ち切ってほしいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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