NBA屈指のポイントガードとして鳴らしたラジョン・ロンドは、16年間のキャリアで数々のスーパースターと共闘した。その中でも、ケビン・ガーネット(元ボストン・セルティックスほか)とレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)は“特別”だったと振り返っている。
2006年のドラフト全体21位でケンタッキー大からフェニックス・サンズに指名され、トレードで入団したセルティックスでキャリアをスタートさせたロンド。2024年に引退を発表するまで、セルティックスを皮切りにダラス・マーベリックス、サクラメント・キングス、シカゴ・ブルズ、ニューオリンズ・ペリカンズ、レイカーズなど計9チームに所属し、通算957試合に出場した。
16年間のキャリアで3度アシスト王に輝いたほか、オールスター選出4回、オールNBAチーム選出1回、オールディフェンシブチーム選出4回と、リーグ史に残る名司令塔として活躍。NBA史上2人しかいない、セルティックスとレイカーズの両名門球団での優勝(前者が2008年、後者が2020年)も成し遂げている。
共闘した選手のリストには、セルティックス時代のポール・ピアースやレイ・アレンをはじめ、マブズ時代のダーク・ノビツキー、ブルズ時代のドゥエイン・ウェイド、ジミー・バトラー三世といったレジェンドや現役スターがズラリと並ぶ。その中でも、ガーネットとレブロンは一線を画す存在だったという。
現在ミルウォーキー・バックスで恩師ドック・リバースHC(ヘッドコーチ)のサポートを務めているロンドは、同球団のタナシス・アデトクンボがホストを務めるポッドキャスト『Thanalysis Show』に出演した際、その2人の秀でていた部分を語った。
「(レブロンの)細かなことへの規律と忠実さには称賛を送りたい。これまで共演したプレーヤーの中で、彼(レブロン)とケビンは最も規律正しく、エリートリーダーであり、すべてを同じようにこなす2人だ」
歴代8位の通算1462試合に出場した“鉄人”ガーネットは、燃えるような闘争心だけでなく、日々の鍛錬も欠かさなかった。今季はまだ出場できていないレブロンも、23年目のシーズンは史上最長となり、身体のメンテナンスには年間1億円以上を費やすストイックさでも知られる。
「彼らは毎日手抜きをせず、試合でズルしたりもしない。自分の身体を大切にし、適切な食事を摂っている。もちろん人間だから、人生を楽しんでいるけど、何よりも俺が彼らから常に感じ取ってきたこと、そして最も称賛すべき点は、日々の規律正しさだ」
日々試合に出続け、結果を残すことはもちろん、そこに至るまでのプロセスにロンドは最大限の称賛を送っていた。
構成●ダンクシュート編集部
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共闘した選手のリストには、セルティックス時代のポール・ピアースやレイ・アレンをはじめ、マブズ時代のダーク・ノビツキー、ブルズ時代のドゥエイン・ウェイド、ジミー・バトラー三世といったレジェンドや現役スターがズラリと並ぶ。その中でも、ガーネットとレブロンは一線を画す存在だったという。
現在ミルウォーキー・バックスで恩師ドック・リバースHC(ヘッドコーチ)のサポートを務めているロンドは、同球団のタナシス・アデトクンボがホストを務めるポッドキャスト『Thanalysis Show』に出演した際、その2人の秀でていた部分を語った。
「(レブロンの)細かなことへの規律と忠実さには称賛を送りたい。これまで共演したプレーヤーの中で、彼(レブロン)とケビンは最も規律正しく、エリートリーダーであり、すべてを同じようにこなす2人だ」
歴代8位の通算1462試合に出場した“鉄人”ガーネットは、燃えるような闘争心だけでなく、日々の鍛錬も欠かさなかった。今季はまだ出場できていないレブロンも、23年目のシーズンは史上最長となり、身体のメンテナンスには年間1億円以上を費やすストイックさでも知られる。
「彼らは毎日手抜きをせず、試合でズルしたりもしない。自分の身体を大切にし、適切な食事を摂っている。もちろん人間だから、人生を楽しんでいるけど、何よりも俺が彼らから常に感じ取ってきたこと、そして最も称賛すべき点は、日々の規律正しさだ」
日々試合に出続け、結果を残すことはもちろん、そこに至るまでのプロセスにロンドは最大限の称賛を送っていた。
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