現地時間11月16日、ゴールデンステイト・ウォリアーズは敵地スムージー・キング・センターでニューオリンズ・ペリカンズと対戦した。
大黒柱のステフィン・カリーは今季ワーストの9得点に終わったが、モーゼス・ムーディーが8本の3ポイントを含むキャリアハイの32得点、ジミー・バトラー三世が18得点、10リバウンド、ドレイモンド・グリーンが8得点、10リバウンド、6アシスト、ベンチからブランディン・ポジェムスキーが19得点、バディ・ヒールドが11得点とエースの不振をカバーし、124-106で快勝した。
これでチームは3連勝。一方でこの試合中、相手ファンとグリーンが口論になる場面もあった。
事件が起こったのは、第2クォーター終盤。グリーンがハーバート・ジョーンズにファウルを犯した際、コートサイドで観戦していたペリカンズロゴが入った黒いポロシャツを着た男性が立ち上がり、歓声を上げた。
両チームの選手たちがジョーンズのフリースローの準備をしている間、グリーンはそのファンに近づき、近距離でやり取りを始める。すぐにレフェリーが2人の間に入って事態は収束に向かったが、ファンはグリーンとのやり取りを面白がっている様子だった。
試合後にファン本人が語ったところによると、この時グリーンに対して「エンジェル・リース」と野次を飛ばした。これにグリーンは「やめないと殴るぞ」と言い返した。
男性は「私は下品な言葉は使っておらず、彼がコートから約12フィートも歩いてきた。目の前に立たれて少し恐怖を感じた」と回想。その後アリーナのスタッフから警告を受けたものの、退場になることはなかった。
一方のグリーンは、「最初は冗談としてなら面白かったが、何度も呼ばれるのはよくない。俺には子どもが4人いて、もう1人生まれる予定だ。ただ、彼が静かになったので問題はなかった」とコメント。
グリーンは以前、「ファンは(選手を)からかってもほとんど処罰されない一方で、選手がファンに関わると罰金を科せられる」と観客を批判していた。
35歳のベテランはリーグ有数のオールラウンダーであると同時に、気性が激しく、相手選手やファンとトラブルになることも多々ある。2022年には“ファンに下品な言葉を放った”としてリーグから2万5000ドルの罰金を科された。
なお、ペリカンズファンがグリーンに言ったエンジェル・リースはWNBAのスター選手。191cmのフォワードでリバウンドに定評があり、プロ入りから2年連続で平均2桁をマークし、スタッツリーダーに輝いている。
ファンがこの名前を出した背景には、グリーンのリバウンド力に比べてシュートがあまり得意でない点と、リースのプレースタイルが関係していると考えられる。グリーンは、「確かにリースはリバウンドが上手い。リサ・レスリー(WNBAのレジェンド)もリバウンドは上手かったし、俺より年上だ。失礼でなければ問題ない」と語っていた。
グリーンにとって、相手チームのファンとのトラッシュトークは日常茶飯事かもしれない。ただ、リースにとっては思わぬ形で“巻き添え”を食らうことになった。
構成●ダンクシュート編集部
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これでチームは3連勝。一方でこの試合中、相手ファンとグリーンが口論になる場面もあった。
事件が起こったのは、第2クォーター終盤。グリーンがハーバート・ジョーンズにファウルを犯した際、コートサイドで観戦していたペリカンズロゴが入った黒いポロシャツを着た男性が立ち上がり、歓声を上げた。
両チームの選手たちがジョーンズのフリースローの準備をしている間、グリーンはそのファンに近づき、近距離でやり取りを始める。すぐにレフェリーが2人の間に入って事態は収束に向かったが、ファンはグリーンとのやり取りを面白がっている様子だった。
試合後にファン本人が語ったところによると、この時グリーンに対して「エンジェル・リース」と野次を飛ばした。これにグリーンは「やめないと殴るぞ」と言い返した。
男性は「私は下品な言葉は使っておらず、彼がコートから約12フィートも歩いてきた。目の前に立たれて少し恐怖を感じた」と回想。その後アリーナのスタッフから警告を受けたものの、退場になることはなかった。
一方のグリーンは、「最初は冗談としてなら面白かったが、何度も呼ばれるのはよくない。俺には子どもが4人いて、もう1人生まれる予定だ。ただ、彼が静かになったので問題はなかった」とコメント。
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ファンがこの名前を出した背景には、グリーンのリバウンド力に比べてシュートがあまり得意でない点と、リースのプレースタイルが関係していると考えられる。グリーンは、「確かにリースはリバウンドが上手い。リサ・レスリー(WNBAのレジェンド)もリバウンドは上手かったし、俺より年上だ。失礼でなければ問題ない」と語っていた。
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