現地時間11月17日(日本時間18日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズがチーム練習を行なった。そこには15日のミルウォーキー・バックス戦を欠場していた八村塁(左ふくらはぎの痛み)、マーカス・スマート(体調不良)に加え、10月27日から戦列を離れているゲイブ・ヴィンセント(足首の負傷)の姿もあった。
そして、坐骨神経痛で開幕から欠場が続くレブロン・ジェームズも、昨季のプレーオフ以来となるチーム練習をこなした。
18日のホームゲーム(対ユタ・ジャズ)に向けた出場ステータスでは、八村とスマートが出場、ヴィンセントとレブロンがクエスチョナブル(Questionable=不確定)となっている。
チーム練習後のメディア応対で、40歳のレブロンは復帰について次のように語った。
「復帰に向けたプロセス全体を通じて、俺たちは文字通り1分、1時間、一歩ずつ進めてきた。だから今日の午後と今夜の調子を確かめないといけない。(明日の)朝起きたら、多分シュートアラウンドに加わるだろう。ここからの24時間で、身体の反応を見極める必要がある」
レブロンが坐骨神経痛に悩まされたのは2023年に続いて2度目。今回は復帰まで長い時間を要し、キャリア初の開幕戦欠場を強いられた。
「肺がまるで生まれたてのベイビーみたいだ。大人の男の状態に戻さないとね。それが一番大切なこと。もう声が出ていない。いずれ復帰して、自分に課せられた仕事を大声でこなし、声を取り戻せるようにしたい。今夜はたっぷりお茶を飲んで休むよ」とレブロン。
レイカーズは11月17日時点でウエスタン・カンファレンス4位の10勝4敗(勝率71.4%)。2位のデンバー・ナゲッツ(10勝3敗/勝率76.9%)とは0.5ゲーム差だが、6位のミネソタ・ティンバーウルブズ(9勝5敗/勝率64.3%)とも1.0ゲーム差となっている。
ここまでルカ・ドンチッチが平均34.4点、8.9リバウンド、8.9アシスト、1.70スティール、オースティン・リーブスが同28.3点、5.1リバウンド、8.2アシスト、1.36スティールとチームを牽引。この強力ガード陣をディアンドレ・エイトンや八村、スマート、ジェイク・ラレイビアらが支えている。
レブロンはドンチッチやリーブスと同様にボール保持時間が長く、復帰でチームバランスが崩れる懸念もある。しかし、本人は問題なくチームに馴染めると自信を見せている。
「俺はプロのバスケットボール選手だ。自分の一番の強みは、これまで築き上げてきたキャリアで、一度もポジションを固定されなかったこと。世界中を見渡しても、俺がフィットできないチームはひとつもない。このチームが何を求めていようと、自分なら何だってできるんだ」
2003年のプロ入りから優勝4回、ファイナル&シーズンMVP4回、NBA歴代トップの通算4万2184得点など、数々の偉業を成し遂げてきたレブロン。12月に41歳を迎えるが、“キング”の自信が揺らぐことはない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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そして、坐骨神経痛で開幕から欠場が続くレブロン・ジェームズも、昨季のプレーオフ以来となるチーム練習をこなした。
18日のホームゲーム(対ユタ・ジャズ)に向けた出場ステータスでは、八村とスマートが出場、ヴィンセントとレブロンがクエスチョナブル(Questionable=不確定)となっている。
チーム練習後のメディア応対で、40歳のレブロンは復帰について次のように語った。
「復帰に向けたプロセス全体を通じて、俺たちは文字通り1分、1時間、一歩ずつ進めてきた。だから今日の午後と今夜の調子を確かめないといけない。(明日の)朝起きたら、多分シュートアラウンドに加わるだろう。ここからの24時間で、身体の反応を見極める必要がある」
レブロンが坐骨神経痛に悩まされたのは2023年に続いて2度目。今回は復帰まで長い時間を要し、キャリア初の開幕戦欠場を強いられた。
「肺がまるで生まれたてのベイビーみたいだ。大人の男の状態に戻さないとね。それが一番大切なこと。もう声が出ていない。いずれ復帰して、自分に課せられた仕事を大声でこなし、声を取り戻せるようにしたい。今夜はたっぷりお茶を飲んで休むよ」とレブロン。
レイカーズは11月17日時点でウエスタン・カンファレンス4位の10勝4敗(勝率71.4%)。2位のデンバー・ナゲッツ(10勝3敗/勝率76.9%)とは0.5ゲーム差だが、6位のミネソタ・ティンバーウルブズ(9勝5敗/勝率64.3%)とも1.0ゲーム差となっている。
ここまでルカ・ドンチッチが平均34.4点、8.9リバウンド、8.9アシスト、1.70スティール、オースティン・リーブスが同28.3点、5.1リバウンド、8.2アシスト、1.36スティールとチームを牽引。この強力ガード陣をディアンドレ・エイトンや八村、スマート、ジェイク・ラレイビアらが支えている。
レブロンはドンチッチやリーブスと同様にボール保持時間が長く、復帰でチームバランスが崩れる懸念もある。しかし、本人は問題なくチームに馴染めると自信を見せている。
「俺はプロのバスケットボール選手だ。自分の一番の強みは、これまで築き上げてきたキャリアで、一度もポジションを固定されなかったこと。世界中を見渡しても、俺がフィットできないチームはひとつもない。このチームが何を求めていようと、自分なら何だってできるんだ」
2003年のプロ入りから優勝4回、ファイナル&シーズンMVP4回、NBA歴代トップの通算4万2184得点など、数々の偉業を成し遂げてきたレブロン。12月に41歳を迎えるが、“キング”の自信が揺らぐことはない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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