今シーズン、上々のスタートを切ったロサンゼルス・レイカーズで、攻守に不可欠な存在となっているのが新加入のディアンドレ・エイトンだ。新天地で評価を上げているビッグマンに対して、殿堂入り選手のポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか)が好調の理由を指摘している。
2018年のドラフト全体1位指名選手で、身長213cm・体重114kgと恵まれた体格を誇るエイトンは、これまでフェニックス・サンズで5年間、ポートランド・トレイルブレイザーズで2年間プレー。
キャリア7年間で平均16.4点、10.4リバウンド、0.95ブロックの成績を残しており、ブレイザーズとバイアウト(契約買取)で合意後、今年7月にレイカーズと2年総額1660万ドル(約26億円)で契約した。
レイカーズの弱点であるインサイドの問題を解消できる存在として期待されたなか、今季はここまでチーム3位の平均16.5点、同1位の8.8リバウンド、0.93ブロックをマーク。フィールドゴール成功率は69.9%と、自己最多ペースを誇る。
スタッツ上はキャリア平均とほぼ同水準だが、ブレイザーズでの昨季(40試合で平均14.4点、10.2リバウンド、0.98ブロック)に比べて安定度は格段に高く、大黒柱のレブロン・ジェームズがまだ1試合しか出場していないにもかかわらず、開幕15試合で11勝4敗と好スタートを切ったチームの原動力となっている。
ピアースは、様々なポッドキャストを運用する『Playmaker』提供の番組『No Fouls Given』で、8年目を迎えた27歳のエイトンがなぜ充実のシーズンを送っているかについて見解を述べた。
「レイカーズに来ると目が覚めるんだ。ドラフト全体1位指名なのに、8年目で3チーム目? タフなシチュエーションだ。俺が彼だったら、ドラフトで指名された他の連中を見てしまう。みんな大金を稼いでるからね。彼は自分でもしっかりしないといけないとわかっているんだろう」
2018年ドラフト組には、3位指名のルカ・ドンチッチ(レイカーズ)、5位指名のトレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)、11位指名のシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)と、エイトン以上に成功を収めているスター選手が複数いる。
ピアース、ダニー・グリーン(元サンアントニオ・スパーズほか)とともに共同ホストを務めるライターのウォンジー・ランブルは、チームメイトの存在も大きく寄与していると語る。
「かつて、ラマー・オドムが『自分はセルフスターター(自発的に行動する人間)じゃない』と言っていたのを覚えている。誰もが自発的なわけじゃないんだ。たとえ才能があったとしても、さらなる後押しが必要な人もいて、オースティン・リーブスがエイトンに対してまさにその役割を果たしているように見える。これは素晴らしいことだ」
同氏は、エイトンと同い年で今季平均28.1点、7.6アシストをあげているリーブスが、よき相棒になっていると述べた。
さらにグリーンも、「彼は間違いなく他人のエネルギーを糧にするタイプだ。リーブスを継続的に起用し、2人でのプレーを続けさせることで、彼の集中力を維持させるべき」だと同調している。
レブロンが本格復帰する今後も、エイトンが序盤戦の勢いをキープできるかがレイカーズの浮沈を左右しそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
「彼について聞いていたのは『指導しづらい』『気分屋』。でも実際はまったく逆だ」リーブスが明かすエイトンの真の姿<DUNKSHOOT>
「なかなか良いGリーグの選手だね」リーブスが復帰のレブロンに“先輩風”「Gリーグが彼を育てたんだ」<DUNKSHOOT>
「自分のデビュー後に生まれた選手が82人…」NBA史上初の23年目を始動させたレブロンの“長寿ぶり”を示すデータ<DUNKSHOOT>
2018年のドラフト全体1位指名選手で、身長213cm・体重114kgと恵まれた体格を誇るエイトンは、これまでフェニックス・サンズで5年間、ポートランド・トレイルブレイザーズで2年間プレー。
キャリア7年間で平均16.4点、10.4リバウンド、0.95ブロックの成績を残しており、ブレイザーズとバイアウト(契約買取)で合意後、今年7月にレイカーズと2年総額1660万ドル(約26億円)で契約した。
レイカーズの弱点であるインサイドの問題を解消できる存在として期待されたなか、今季はここまでチーム3位の平均16.5点、同1位の8.8リバウンド、0.93ブロックをマーク。フィールドゴール成功率は69.9%と、自己最多ペースを誇る。
スタッツ上はキャリア平均とほぼ同水準だが、ブレイザーズでの昨季(40試合で平均14.4点、10.2リバウンド、0.98ブロック)に比べて安定度は格段に高く、大黒柱のレブロン・ジェームズがまだ1試合しか出場していないにもかかわらず、開幕15試合で11勝4敗と好スタートを切ったチームの原動力となっている。
ピアースは、様々なポッドキャストを運用する『Playmaker』提供の番組『No Fouls Given』で、8年目を迎えた27歳のエイトンがなぜ充実のシーズンを送っているかについて見解を述べた。
「レイカーズに来ると目が覚めるんだ。ドラフト全体1位指名なのに、8年目で3チーム目? タフなシチュエーションだ。俺が彼だったら、ドラフトで指名された他の連中を見てしまう。みんな大金を稼いでるからね。彼は自分でもしっかりしないといけないとわかっているんだろう」
2018年ドラフト組には、3位指名のルカ・ドンチッチ(レイカーズ)、5位指名のトレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)、11位指名のシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)と、エイトン以上に成功を収めているスター選手が複数いる。
ピアース、ダニー・グリーン(元サンアントニオ・スパーズほか)とともに共同ホストを務めるライターのウォンジー・ランブルは、チームメイトの存在も大きく寄与していると語る。
「かつて、ラマー・オドムが『自分はセルフスターター(自発的に行動する人間)じゃない』と言っていたのを覚えている。誰もが自発的なわけじゃないんだ。たとえ才能があったとしても、さらなる後押しが必要な人もいて、オースティン・リーブスがエイトンに対してまさにその役割を果たしているように見える。これは素晴らしいことだ」
同氏は、エイトンと同い年で今季平均28.1点、7.6アシストをあげているリーブスが、よき相棒になっていると述べた。
さらにグリーンも、「彼は間違いなく他人のエネルギーを糧にするタイプだ。リーブスを継続的に起用し、2人でのプレーを続けさせることで、彼の集中力を維持させるべき」だと同調している。
レブロンが本格復帰する今後も、エイトンが序盤戦の勢いをキープできるかがレイカーズの浮沈を左右しそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
「彼について聞いていたのは『指導しづらい』『気分屋』。でも実際はまったく逆だ」リーブスが明かすエイトンの真の姿<DUNKSHOOT>
「なかなか良いGリーグの選手だね」リーブスが復帰のレブロンに“先輩風”「Gリーグが彼を育てたんだ」<DUNKSHOOT>
「自分のデビュー後に生まれた選手が82人…」NBA史上初の23年目を始動させたレブロンの“長寿ぶり”を示すデータ<DUNKSHOOT>
関連記事
- 「彼について聞いていたのは『指導しづらい』『気分屋』。でも実際はまったく逆だ」リーブスが明かすエイトンの真の姿<DUNKSHOOT>
- 「なかなか良いGリーグの選手だね」リーブスが復帰のレブロンに“先輩風”「Gリーグが彼を育てたんだ」<DUNKSHOOT>
- リーブスにレナード、ヤニス…NBA開幕30日間で、過去最多に並ぶ6度のブザービーターが誕生<DUNKSHOOT>
- 「自分のデビュー後に生まれた選手が82人…」NBA史上初の23年目を始動させたレブロンの“長寿ぶり”を示すデータ<DUNKSHOOT>
- NBA史上初の23シーズン目!“黄金シューズ”で今季初戦に臨んだレブロン、圧巻の12アシスト&連続2桁得点記録は1293試合に更新<DUNKSHOOT>




